授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | なぜ道徳的であらねばならないのか | (1)シラバス補足説明 (2)最近の子どもの問題行動 (3)自分にとって道徳・倫理とは何か | テキストpp.1~30サブ・ノート作成「道徳とは」「倫理とは」各々800字で小論文作成のこと |
第2回目 | 日本思想における道徳観の流れ | (1)古代の思想―道徳意識のめばえ (2)日本的仏教の発展 | 神々への畏怖、清き明き心(「古事記」)、聖徳太子十七条憲法(「日本書紀」)について予習 |
第3回目 | 〃 | (1)近世日本の道徳思想、儒学、国学 (2)武士の倫理、町人の道徳 | 朱子学「敬」陽明学「孝」古義学「仁と誠」本居宣長「やまとごころ」、山鹿素行、石門心学とは |
第4回目 | 近代日本の道徳教育 | (1)近代的国民形成の論理 (2)「富国強兵策」の一環としての教育 | テキストpp.31~50サブ・ノート作成「五箇条ノ御誓文」とは、資料「学事奨励に関する被仰出書」(p.133)の読み |
第5回目 | 〃 | (1)国家主義道徳の展開 (2)自由民権の道徳教育 | 資料「教学聖旨」(p.134)の精読 |
第6回目 | 〃 | (1)教育勅語 (2)徳目主義 | 資料「教育ニ関スル勅語」(p.134)の精読 |
第7回目 | 〃 | (1)道徳教育の動揺と再編 (2)自由主義教育と修身 | テキスト本文中の資料「修身教科書」(1)~(5)の読みと内容理解、大正自由教育とは |
第8回目 | 現代の道徳教育 | 公民教育刷新委員会、教育基本法、国民実践要領 | テキストpp.51~78サブ・ノート作成
資料「教育基本法」(pp.135~136)の熟読 |
第9回目 | 〃 | 新学習指導要領を踏まえて、道徳教育の目標と内容 | テキストpp.79~131サブ・ノート作成「指導要領解説道徳編」(小・中)、「同総則編」(高)予習 |
第10回目 | 〃 | 人間形成と道徳教育 | 学校における道徳教育、特設「道徳」「期待される人間像」「青少年の徳性と社会教育」とは |
第11回目 | 道徳教育の実践 | 道徳教育の計画・指導案、指導評価の検討 | 「道徳教育の全体計画」「道徳の時間の年間指導計画」「学級における指導計画」の作成 |
第12回目 | 〃 | 全人教育論から学ぶ道徳教育 | 玉川学園建学の精神とその教育理念とは、玉川学園の多様な教育実践から何を学ぶか |
第13回目 | 〃 | マルチメディアの活用、メディア・リテラシー | 文部省「学習指導要領」「読み物資料」「ビデオ資料」を参考に道徳の指導事例をまとめる |
第14回目 | 他者への眼差し
「人権の世紀」を志向して | 模擬授業I 「モラルとしての新しい市民性とは」 模擬授業II 「ディベート、ディスカッション等を中心に」 | 「世界人権宣言」「児童の権利に関する条約」「ユネスコ憲章」の精読、I、IIの道徳指導時案作成 |
第15回目 | かけがえのない個人として | (1)「学習指導案」「模擬授業」 講評 (2)反省と展望 (3)総合評価 | 相互批判に立脚した授業の総まとめ |