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教育学演習I

科目
教育学演習I
区分
教育学科科目群
授業コード
16150
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
梅木 信一
授業の概要
 研究領域は、主に食農教育、環境教育、生物教育とする。自然を見つめ、自然とともに生きる感性を養い、地球に生きる「生命の本質」を考察したい。演習Ⅰ・Ⅱでは、主に食べ物と栽培、環境学習の基礎理論と実践例を学ぶ。具体的には、学校園での植物栽培や生き物たち特に樹木とのつきあい方などである。そこでテキストを基にして、学生自身による調査事例や観察・実験の結果を相互に発表し、全員で考察・討論する。 なお本演習では、個々に「ゼミ内卒業研究論文(ゼミ論)」を課題とする。演習(Ⅲ)の段階より各自で「研究テーマ」を設定し、調査・研究を進める。さらに演習(Ⅳ)終了時には、ゼミ内で個人研究の研究成果を発表する。 ただし受講生の意向や数によって、取り扱う内容や順序に変更がある。
到達目標
 理論と実践の両面から、自ら積極的に学び、観察や実験のできる学生を歓迎する。生き物の姿をとおして、人間の生き方を学んで欲しい。そこで本演習に自ら関心、知識、態度、技能、評価能力そして参加できる意欲あふれる学生とともに、保育園・幼稚園そして小学校の人間味ある教師を目指して、相互研鑽に努めたいと思う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
本演習の進め方 食農学習とは、環境学習とは。グループ分けなど
第2回目
実習・実験(1) 食農教育・環境教育の実際
第3回目
グループ学習
第4回目
グループ発表(1) 学校園、栽培教科書の該当章を読んでおくこと
第5回目
グループ発表(2) 観察実験の進め方、観察実験の方法と記録法教科書の該当章を読んでおくこと
第6回目
グループ発表(3) 植物の体のつくり、種・土・気候などの予備知識教科書の該当章を読んでおくこと
第7回目
グループ発表(4) 栽培法と観察実験教科書の該当章を読んでおくこと
第8回目
実習・実験(2)食農教育・環境教育の実際
第9回目
グループ発表(1)作物の観察実験、野菜の観察実験、教科書の該当章を読んでおくこと
第10回目
グループ発表(2)草花の観察実験、果樹・緑化植物の観察実験、教科書の該当章を読んでおくこと
第11回目
グループ発表(3)収穫後の観察実験、土・肥料・堆肥の観察実験教科書の該当章を読んでおくこと
第12回目
グループ発表(4)病害虫・雑草の観察実験、教科書の該当章を読んでおくこと
第13回目
実習・実験(3)食農教育・環境教育の実際
第14回目
個人発表各自の研究テーマ
第15回目
まとめ総括討論、教育学演習Ⅱの進め方

教科書
①日本農業教育学会『学校園の観察実験便利帳』 農文協、¥1,800。 ②北野日出男・樋口利彦『自然との共生をめざす環境学習』 玉川大学出版部、¥1,600。
参考文献
北野日出男・木俣美樹男『環境教育概論』培風館、¥1,800。
成績評価方法
学生による発表・レポートを70%、出席・態度を30%として、総合評価とする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
野外実習や調査に積極的に参加することを期待している。 

更新日:02/04/2004
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