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社会学

科目
社会学
区分
教育学科科目群
授業コード
16216
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
河野 銀子
授業の概要
「社会学がどんな学問か」ということをひと言で説明するのは難しいが、文字通り「社会」を研究対象としていることは推測できるだろう。それでは、その「社会」とは何なのだろう?どうすれば「社会」が見えるのだろう?この授業では、広く社会学を学ぶことによって、わたしたちが生きている社会を考察してみたい。なお、学生参加型の授業も展開する。
到達目標
1、社会学について理解する。
2、社会学的な思考力を習得する。
3、2を活用して社会を分析する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション~社会学の作法~ 社会学の学問的特徴および社会学のパースペクティブについて概説する。「最近気になる社会的なこと」を考えてくる。
テキスト「社会学への誘い」を読んでおく。
第2回目
社会学の領域と理論 社会学にはどのような領域や理論があるのかについて、簡単に紹介する。テキスト「領域案内」「理論社会学」を読んでおく。
第3回目
社会システムと文化 社会システム論、および、文化の社会学について、概説する。テキスト「社会システム論」「文化の社会学」を読んでおく。
第4回目
集団 集団に関する研究や集団行動論について、紹介する。「集団」について調べ、「集団行動論」を読んでおく。
第5回目
“若者” “若者”をテーマに、学生間でディスカッションし、さらに、社会学的「若者論」について検討する。「若者」について自分なりの考えをまとめ、テキスト「若者」を読んでおく。
第6回目
中間テスト 第5回までの学習内容についての理解度・定着度を測る。第5回までの学習内容について、テキストとノートを中心に学習しておく。
第7回目
ジェンダー・スタディーズ ジェンダーという概念の変容と研究の内容を簡単に紹介する。「ジェンダー」について調べ、テキスト「ジェンダー・スタディーズ」を読んでおく。
第8回目
フェミニズムフェミニズムとは何か、についておもに日本の場合を想定して概説する。「フェミニズム」について、調べておく。
第9回目
男性学「男らしさ」の形成、メンズ・リブなど男性学に関する動向と研究を簡単に紹介する。テキスト「男性学」を読んでおく。
第10回目
家族男女関係や家族関係に関する社会学的研究を概説する。テキスト「家族社会学」を読んでおく。
第11回目
“セクハラ”職場でのセクハラはなぜ起こるのか、をテーマに、学生間でディスカッションをし、「働くこと」について考える。「セクハラ」とは何か、調べ、働く場でそのような問題がなぜあるか、自分なりの考えをまとめておく。
第12回目
教育学校教育はどのような社会的機能をもつのかについて、トピックスを絞って概説する。テキスト「教育社会学」を読んでおく。
第13回目
メディアメディアの特性を知り、社会における機能を具体例を示しながら紹介する。テキスト「メディアの社会学」を読んでおく。
第14回目
“現代社会”私たちは現代社会をどのように捉えているのか、について、学生間でディスカッションし、社会を分析する。「現代社会」について自分なりの説明ができるように考えておく。
第15回目
期末テスト本授業全体の理解度・定着度を測る。学習内容を応用できるように、復習しておく。

教科書
『新版 社会学がわかる。』/AERA MOOK(97)朝日新聞社
参考文献
『ジェンダーの社会学』/江原由美子・山田昌弘/放送大学
成績評価方法
(1)ミニコメント(40%):毎授業時の講義テーマに関するミニコメントを課す。
(2)積極性(10%):社会への関心を高めるために「ニュース・ウォッチング」を取り入れる。(新聞記事などを利用して、時事を題材にプレゼンテーションをするもの。詳しくは授業時に説明する。)
(3)中間・期末テスト(50%):授業内容の理解度と定着度をみるための試験。
そのほか受講者への指示/メッセージ
テキストは平易なものを指定してあるので、事前に必ず読んでくること。

更新日:02/09/2004
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