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言語環境論

科目
言語環境論
区分
教育学科科目群
授業コード
56060
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
小田 真幸
授業の概要
コミュニケーションの手段としての言語とそれを取り巻く環境の関わりについて、言語学、社会学、コミュニケーション論、マスメディア論などから多面的に論ずる。特に、どういった言語環境の中でどういった人間が育つのか、あるいは、個々の言語が発生し発展してきた過程を探りながら、来るべきグローバル化時代における言語環境の有り様に目を向ける。 なおこの科目では一方的な講義になることを避けるため、学生用のWeb Forumを作成し、オンラインでのディスカッションを行う。



到達目標
日常の言語使用のさまざまな事例をそれらが起こる環境と関連させながら分析し理論的に説明できる能力を各自が修得することが目標である。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction コースの概要
ことばとコミュニケーション
ことばを扱う学問
第2回目
言語コミュニケーションへのアプローチ こ日常生活の中で私たちはことばをコミュニケーションの手段としてどのように使っているか。教科書pp.7-12を読んでおく
第3回目
言語を調べる方法 言語学、コミュニケーション学などで、ことばはどのように研究されているのか。ミニプロジェクトの説明。自分がある時間帯にどのように言語とかかわっているのか観察をし、FORUMに投稿しておく。 教科書pp.13-18を読んでおく
第4回目
言語の変容(1) 言語を変化させる要因は何か? 地理的要因課題①をFORUMに投稿しておく
第5回目
言語の変容(2) 言語を変化させる要因は何か? 年齢、性別課題②をFORUMに投稿しておく
教科書pp.121-138を読んでおく
第6回目
言語の変容(3) 言語を変化させる要因は何か? 職業課題③をFORUMに投稿しておく
第7回目
言語と権力(1) 言語と情報のコントロール課題④をFORUMに投稿しておく
第8回目
言語と権力(2)言語と社会構造課題⑤をFORUMに投稿しておく
第9回目
教育の場における言語言語環境としての教室課題⑥をFORUMに投稿しておく
第10回目
言語とITIT化と言語環境の変化課題⑦をFORUMに投稿しておく
第11回目
言語とマスメディアマスメディアが人々に与える影響教科書pp.139-156を読んでおく
第12回目
Presentationミニプロジェクトのうち1つを選び5分程度のプレゼンテーションを行う。
第13回目
Presentation (予備)
第14回目
言語環境と争議言語環境の違いが争いの原因になった事例をいくつか紹介する。資料をあらかじめ読んでおく
第15回目
まとめ。

教科書
榎本正嗣他 2003 『ことばを調べる』玉川大学出版部
参考文献
開講時に学生用のFORUMを作成しその中で紹介する。また関連するWeb siteへのリンクも合わせて紹介する。
成績評価方法
ミニプロジェクト 2回 40%
プレゼンテーション 1回 20%
期末レポート      20%
平常点(FORUM上でのディスカッションを含む) 20%

X 出席率。
そのほか受講者への指示/メッセージ
一方的な講義になるのを避けるため、学内のネットワーク上にある学生用のFORUMを多用しする。ほぼ毎週行われる課題はFORUMに投稿する形になるので、各自操作を学んでおくこと。

更新日:02/07/2004
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