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教育学演習II

科目
教育学演習II
区分
教育学科科目群
授業コード
56107
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
小林 亮
授業の概要
演習IV(秋学期)では、春学期での文化心理学的考察をふまえてより実践的色彩の強い異文化理解教育の諸問題に取り組みグローバル化した現代の価値多元社会において、異文化の人たちとうまく共存していくために何を知り、何を身につけなければならないかを、具体的事例とともに考えてゆきたいと思います。
到達目標
異文化理解教育の課題と問題点を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
異文化理解教育とは何か 異文化理解教育の課題と目標
第2回目
異文化理解教育の歴史的経緯 グローバル化時代の到来、移民・難民の問題
第3回目
異文化理解教育の概念と方法論 学際的方法論と実践的視点
第4回目
多文化教育とグローバル教育 「地球市民」の誕生、理論と実践における諸問題
第5回目
カルチャーショック 定義、カルチャーショックの諸要因、異文化適応モデル
第6回目
異文化適応の諸相I 留学生と海外帰国子女の場合
第7回目
異文化適応の諸相II 海外駐在員と移民、難民の場合
第8回目
異文化トレーニングカルチャー・アシミレーター(文化的同化法)、研究団体、企業、NGO等による取り組み
第9回目
多文化教育と言語教育二言語教育の意味と問題点、実践例
第10回目
異文化理解教育の実践例Iアメリカにおける異文化理解教育
第11回目
異文化理解教育の実践例IIヨーロッパにおける異文化理解教育
第12回目
国際機関と異文化理解教育Iユネスコの国際理解教育「平和の文化」
第13回目
国際機関と異文化理解教育IIOECDによる開発教育の取り組み
第14回目
学校教育における異文化理解教育「総合的な学習」「道徳」「地理・歴史」との関わり
第15回目
将来的展望「文明の衝突」と「平和的生存」のはざまで

教科書
江淵一公(編)「異文化間教育研究入門」玉川大学出版部、1997。
「異文化間教育」(異文化間教育学会の機関誌)、アカデミア出版、1987~
参考文献
授業中に適宜、紹介する。
成績評価方法
授業中の発表とレポートによって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業の理解を深めるために、日本にいる外国人留学生と対話する機会を設けたいと思います。

更新日:02/17/2004
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