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コンピュータミュージックA

科目
コンピュータミュージックA
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
1705717059
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/56春 水/78
単位数
2単位
担当者名
高岡 明
授業の概要
コンピュータ音楽言語RTcmix(http://music.coloumbia.edu/cmix/)およびCsound(http://mitpress.mit.edu/e-books/csound/frontpage.html)を用いたコンピュータ音楽作品の制作を行なう。履修者は、RTcmixとCsoundによってコンピュータ上に独自のシンセサイザーを組み立て、市販のMIDI楽器では実現不可能な音響合成と音響処理を行なう。
到達目標
音響合成および音響処理の基本的理論を理解し、コンピュータ音楽作品の素材になるサウンド・ファイルをコンピュータ上で生成する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
コンピュータ音楽の領域 日本ではほとんど知られていないMIDI以外のコンピュータ音楽の諸領域を概観する。
第2回目
音響合成の基礎 1 加算合成 1
サンプリング・レイト、量子化、スペクトラル・エンべロープ、アンプリチュード・エンベロープ
プログラムによる音響合成や音響処理に習熟するためには、和声や対位法と同じ様に、反復練習が不可欠である。毎週、必ず課題を実施すること。
第3回目
音響合成の基礎 2 加算合成 2
RTcmixおよびCsound入門。様々な音色の合成
第4回目
音響合成の基礎 3 加算合成 3
プログラムによる倍音構成の制御
第5回目
音響合成の基礎 4 FM音響合成 1
FM理論の基礎
第6回目
音響合成の基礎 5 FM音響合成 2
スピーチ合成 1
第7回目
音響処理の基礎 1 IIRフィルター
スピーチ合成 2
第8回目
音響処理の基礎 2ディレイとフランジャー
第9回目
音響処理の基礎 3Combフィルターとリバーブ
第10回目
音響処理の基礎 4Phase Vocoder
第11回目
音響処理の基礎 5Linear Predictive Coding
スピーチ合成 3
第12回目
音響処理の基礎 6音場再生
3Dオーディオ
第13回目
シンセサイザーの作成 1音響合成、音響処理インストルメントの組み合わせ 1
第14回目
シンセサイザーの作成 2音響合成、音響処理インストルメントの組み合わせ 2
第15回目
ミキシング入門複数のサウンド・ファイルのミキシングと音の空間処理

教科書
教科書は用いない。コピーを配付する。
参考文献
Boulanger, Richard ed. The Csound Book. Cambridge, Mass.: MIT Presss, 1999.
Dodge, Charles and Thomas A. Jerse. Computer Music. New York: Schirmer, 1997.
成績評価方法
毎週の課題および制作した作品によって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
十分に復習すること。欠席しないこと。

更新日:02/09/2004
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