検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

テキスタイルデザインI

科目
テキスタイルデザインI
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
18098
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/5678春 木/5678春 金/5678
単位数
3単位
担当者名
梶原 新三,内山 洋子
授業の概要
生誕と共に衣服をまとい、生活空間はインテリアファブリックであふれている。それは人間がよりよい生活を追求してきた文化の重要不可欠のものとして展開されてきた。テキスタイルデザインIでは「人間と環境」を主軸に「衣」を研究する。
・衣の素材としての布を制作する
・衣と布の相関的造形性を追求する
・衣と布を知るために徹底したリサーチ(市場調査・情報・広告、環境問題等)を実践し各自の感性をより現実に則して洗練させる
・伝統の意義を考えると同時に、現代社会が要求することを分析する
・テクノロジーの応用を追求する
到達目標
・テキスタイル制作のデザインコンセプトを組み立てることができる。
・布を立体的に展開する造形力
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
テキスタイルとその素材の研究(植物性繊維) リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
植物性繊維素材の染色と布の組織
・自主的にデッサン能力を高めること
・課題等、何を要求されているかを確実に理解し、
 自分の考えを確実に伝えるコミュニケーション能力
 を高めること
・客観的に作品を評論する能力を高めること
・時間の有効な使い方を工夫して実践すること
第2回目
サンプル制作 発想を具体化するための試染・試織
植物性繊維素材で布をデザインしサンプル制作
第3回目
テキスタイルとその素材の研究
(動物性繊維)
リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
動物性繊維素材の染色と製織
第4回目
化学合成繊維素材の研究 リサーチによるテキスタイル資料の収集と整理
素材の混合等繊維素材の総合的表現の実験
第5回目
衣服の構造 身体と衣服の基本的な関係と造形について
専門的知識を得るための講義
第6回目
作品制作I
服地
発想、目的・対象を見据えたデザイン画  染めを主体とした服地と織りを主体とした服地(コーデイネートされた2点を制作)
第7回目
制作 素材を活かす
積極的に素材を展開し、可能性を引き出す
第8回目
制作服に仕立てた(立体化する)効果を見据える
第9回目
制作デザインコンセプトに適合させながら造形性を追求する
第10回目
仕上げと講評制作に伴う各種の資料及び工程の記録をファイルボードに整理し、主観から客観の学習をする
第11回目
「ファッション」について衣服制作のデザイン画を含む企画書を作成
プレゼンテーションする
第12回目
服地制作染色、織、その他独自の技法による独創的な衣服のための布地制作
第13回目
第14回目
服を制作全体の調和と美しさを追求
第15回目
仕上げと講評プレゼンテーション
服について、創作することについて、評論する

教科書
参考文献
適宜提供する
学生各自も参考文献・資料を用意すること
成績評価方法
全課題制作を提出
作品 50%
レポートとプレゼンテーション 20%
制作の展開能力 30%
そのほか受講者への指示/メッセージ
講評時に完成された(指定された完成度)作品提出とプレゼンテーションをしなかった時は、その課題の評価はFとする。
全授業回数の3/4以上を出席していないと、この科目の評価をFとする。
出席は。12:20にとる。欠席その他やむを得ない理由は、必ず本人またはその家族(又はそれに準ずる人)が担当者に連絡すること。

更新日:02/07/2004
検索トップページ担当別50音一覧