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現代演劇論概説

科目
現代演劇論概説
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57017
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 水/12
単位数
2単位
担当者名
島川 聖一郎
授業の概要
その形態、ジャンル、テーマなどの点で、現代の演劇は実に多様である。本講座は、しかし、そうした事象としての現代演劇を紹介するのではなく、一見多様に見える現代の演劇はどのような演劇観に支えられているのか?また何故、ある特定のテーマがわれわれに訴えてくるのだろうか?そして、現代において、説得力をもつ演劇をつくるためには演出家や役者、作家は演劇や社会に対してどんな考え方をもっているのだろか?というような問を考察してゆく。現代における演劇とは何かという問を、理論面・実際面から、探ってゆくことになる。ヴィデオ鑑賞も積極的におこない、受講者の理解を促したい。また、資料をもとに課題学習をおこなう。
毎回、「レジメ&コメント」を提出して貰う。
セメスター中、最低1回以上、劇場に赴き、自費で舞台公演を鑑賞し、レポートを提出(800字以上)のこと。
到達目標
1.演劇を積極的に考えていく視点を養う。
2.演劇と同時代社会の関係を学ぶ。
3.演劇を説明する基本的なキーワードを修得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 1.授業の進め方
2.課題学習の説明
3.参考文献の紹介
第2回目
同時代演劇とは?1 ’60年代、70年代の日本演劇の場合
第3回目
同時代演劇とは?2 演劇の伝統面と革新面
第4回目
現代演劇の背景1 近代劇の誕生
第5回目
現代演劇の背景2 反近代の考え方と映像の出現
第6回目
現代の演劇人1その理論と実践 ゴードン・クレイグとピーター・ブルック
第7回目
現代の演劇人2その理論と実践 ブレヒト、ヴェデキント、ピランデルロ
第8回目
現代の演技と演出1リー・ストラスバーグとアクターズ・スタジオ
第9回目
現代の演技と演出2同2
第10回目
現代の演技と演出3ピーター・ホールとハロルド・ピンター
第11回目
演劇と社会1 その歴史バーナード・ショーとヘンリク・イプセン
第12回目
演劇と社会2 第2次大戦後の社会「セールスマンの死」とアンチ・ヒーロー
第13回目
演劇と社会3 今日の視点演劇制作と文化政策
第14回目
まとめ
第15回目
まとめ

教科書
プリントを使用する
参考文献
随時指示し、課題として読んで貰うこともあります。
成績評価方法
平常点(出席・課題学習・レポート・レジメ&コメント)30%
期末試験(レポート)70%
そのほか受講者への指示/メッセージ
演劇というものを広く積極的に考えていきます。

更新日:02/06/2004
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