授業の概要 | その形態、ジャンル、テーマなどの点で、現代の演劇は実に多様である。本講座は、しかし、そうした事象としての現代演劇を紹介するのではなく、一見多様に見える現代の演劇はどのような演劇観に支えられているのか?また何故、ある特定のテーマがわれわれに訴えてくるのだろうか?そして、現代において、説得力をもつ演劇をつくるためには演出家や役者、作家は演劇や社会に対してどんな考え方をもっているのだろか?というような問を考察してゆく。現代における演劇とは何かという問を、理論面・実際面から、探ってゆくことになる。ヴィデオ鑑賞も積極的におこない、受講者の理解を促したい。また、資料をもとに課題学習をおこなう。
毎回、「レジメ&コメント」を提出して貰う。
セメスター中、最低1回以上、劇場に赴き、自費で舞台公演を鑑賞し、レポートを提出(800字以上)のこと。 |