授業の概要 | 将来ピアノの指導者あるいはピアノに関わる全般的な仕事に従事する人々にとっての基礎知識を探求する授業である。近年の国際コンクール等での日本人の活躍を見てもしかり、今日の我が国において国内の素晴らしい演奏家を多数聴くことができるようになってきたことは意義深い。しかしながら、良い演奏家は育っていても良い聴衆が育っていると言えるだろうか。クラシック音楽の土壌を支える良い聴衆になるために、音楽を愛する心と音楽の環境を育むことが必要であろう。この授業は今日の指導者に求められる基礎的実践を交えて展開していく。学生のプレゼンテーションを積極的に行うことを重視する。また、校外体験学習は授業時間外となるので日時等は後日、授業内で指示する。授業の内容に応じてレポートの提出がある。 |