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マスコミ論

科目
マスコミ論
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57057
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
須藤 のり子
授業の概要
携帯電話やインターネットなどの通信メディアが発達した現代においても、テレビ・新聞等のマス・メディアは依然として強い影響力を持っている。TVディレクターの経験を生かし、主にテレビを中心に、その特性や問題点について考慮していく。また「現代のコミュニケーション」全般に関しても言及したい。随時ビデオやインターネットからの素材使用。また、就職活動を念頭においた小論文指導も行う。
到達目標
各自が自立的・自律的にメディアと接することのできるリテラシーを身につけること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
マスコミとは マス・メディアをめぐる現状“メディア”とはそもそも何を示す言葉なのか各自調べ、考えてくること。
第2回目
大衆(マス)とは(1) 大衆という概念と社会的背景“大衆”という言葉の定義について調べ考察する。
第3回目
〃  (2) “大衆(マス)”から“個人(パーソナル)”へ消費のターゲットは細分化の方向にある。例を3つ挙げ考察する。
第4回目
テレビ(1) 歴史、構造、特性普段何気なく接している“テレビ”について自分の考えを持つこと。
第5回目
〃  (2) テレビ報道と問題点ニュース報道を見て、どういうふうに番組が作られているかを観察し、考えをまとめる。
第6回目
新聞 歴史、構造、特性と現状一日分の新聞を、記事の書き方、広告の割合、カラー部分、社説等に注意し、じっくり読みこむ。
第7回目
出版 任意の雑誌を各自で選び、記事の内容、広告の種類と分量等、研究してみる。
第8回目
広告(1)大量消費社会とマス・コミュニケーション任意のTVCMを各自で選び、その作られ方、メッセージについて考察する。
第9回目
〃 (2)“記号の消費”が意味するもの100円ショップ、ブランド品、コンビニ食品など、普段の買い物における“記号”の意味を考える。
第10回目
通信メディア(1)ワールドネットワークの出現知識以前に道具として日々使用している通信メディアにおける用語を把握する。
第11回目
〃  (2)ユビキタス社会がもたらすものますます加速する情報化社会の現在と未来を日常生活から考える。
第12回目
グローバリゼーションマス・コミの観点からの考察政治、経済の分野も視野に入れつつ、グローバリゼーションに対する独自の考えを持つ。
第13回目
戦争とマス・コミ報道操作と民衆へのアプローチ主に9.11以降の国際情勢に関する本や映像を自分で探し研究する。
第14回目
情報化社会に生きる大量の情報といかに向きあうか情報化社会を生きる術について各自の意見をまとめる。
第15回目
まとめこれからの展望これまで身につけた、メディア・リテラシーを整理する。

教科書
なし。
参考文献
授業内で随時指示。
成績評価方法
レポート1回、試験1回、授業への参加度。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/05/2004
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