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演技IV
科目
演技IV
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57014
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 月/34
単位数
2
単位
担当者名
笠井 賢一
授業の概要
日本の古典演劇の〈物語る演技・技法〉を現代の作品を通して学ぶ。
〈物語る〉とはものごとを順序だて形をつけて再構成し、一人あるいは多人数のコロス(地謡)の肉体を通し、人称を超えて表現し、相手の心を動かし騙りとることである。この近代演劇と違った日本の伝統的演技方法を古典から学ぶだけでなく、近代・現代の文学・演劇を〈物語る〉ことで発見し、現代に生かす。夏目漱石『夢十夜』、泉鏡花『天守物語』、宮沢賢治『蜘蛛となめくじと狸』、シェイクスピア『マクベス』を語る。
到達目標
現代に到るまで日本の演劇の中に息づいている「物語る演技技法」を泉鏡花作「天守物語」を中心に学び、近代演劇の限界を超える強靭な演劇的声、肉体を自分のものとする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
現代演劇のなかの《物語》
古典の語りから現代の語りへ
必ず、天守物語を通読しておくこと。
第2回目
《語り》と《朗読》の違い
語りの具体的方法
第3回目
《語り》の実技
テキスト選択
第4回目
〃
通して語る
第5回目
〃
〃
第6回目
〃
〃
第7回目
〃
コロス(地謡)との共同作業
第8回目
〃
〃
第9回目
〃
総合して語る
第10回目
〃
〃
第11回目
〃
〃
第12回目
〃
〃
第13回目
〃
《語り》から導き出される動きを探る
第14回目
〃
〃
第15回目
まとめ
総合評価
教科書
他は、プリントで配布 岩波文庫、泉鏡花「天守物語」
参考文献
その都度配布
成績評価方法
発表50% 授業への参加度50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
02/18/2004
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