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メディア文化概論

科目
メディア文化概論
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
18041
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
須藤 のり子
授業の概要
ユビキタス情報社会を目前にしている私達は、利便性と引き換えに様々な問題をかかえている。この授業ではメディア文化の明暗両方を考慮し、メディアを通じて「現代」を分析していく。随時ビデオやインターネットからの旬の素材使用。活発な意見交換と参加を期待する。
到達目標
「ものみなメディア」ともいうべき時代に生きることに関し、各自が主体的に考えるようになること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
メディアとは メディアをめぐる現状そもそも“メディア”とは何なのか、用語を確認し、考察する。
第2回目
現代のメディア環境 加速する社会のメディア化“直接体験”と”間接体験”の相違点を具体的に挙げてみる。
第3回目
マス・メディア(1) マスメディアの構造と特性“マス・メディア”という用語の基本的な理解と自分とマス・メディアとのスタンスについて意見をまとめる。
第4回目
〃  (2) マス・メディアにおける報道と問題点任意のニュース番組を各自一つ選び、その報道の仕方について分析する。
第5回目
消費社会とメディア(1) 消費社会とメディアの関係日々の消費活動とメディアがいかに結びついているか考察する。
第6回目
〃  (2) 広告が付与する「記号」と「イメージ」放映中のTVCMを各自3つ選び、消費ターゲット、メッセージ方法等分析する。
第7回目
デジタル化社会(1) 携帯電話とインターネット道具としてはすでに定着しすぎてブラックボックス化しているケータイとパソコンにおける基本用語を整理。
第8回目
〃  (2)ユビキタス社会とは情報化社会の現在と未来を日常生活の視点から考察する。
第9回目
ワールドネットワーク「地球村」の光と影政治・経済にまで視野を広げ、グローバリゼーションについて調べる。
第10回目
戦争とメディア民衆へのアプローチ主に9.11以降の国際情勢とその報道に関する資料を集めること。
第11回目
子どもとメディア「メディア体験」の及ぼす影響幼児番組、TVゲーム、アニメーションなど、自分の体験も振りかえり問題点を探る。
第12回目
サブカルチャー"ジャンク"の威力、芸術への影響各自、自分の好きなアーティストを一人とりあげメディアとの関わりについて考察する。
第13回目
現代のコミュニケーションメディアを介してのコミュニケーションの変化幼少期からの自分の体験を思い出しながら、進化し続けるメディアとコミュニケーションの関係を考察。
第14回目
メディア人間メディア社会におけるアイデンティティ大量の情報の中での自その確立について、各自意見をまとめる。
第15回目
まとめこれからの展望これまで身につけたメディア・リテラシーを整理する。

教科書
なし。
参考文献
授業内で随時指示。
成績評価方法
レポート1回、試験1回、授業への参加度。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/05/2004
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