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人的資源管理

科目
人的資源管理
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55536
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 木/123
単位数
3単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
人的資源管理の主な範囲は、1.求められる人材像を明示する「資格制度」、2.適合状況と課題の抽出に役立つ「評価制度」、3.求める人材像への到達を支援する「育成制度」、4.企業経営への貢献度を表す「報酬制度」である。それらの意味合いとそれぞれの相互関連について、実例を通して学んでいく。併せて、これからの時代の人的資源管理の在り方についても検討していく。
到達目標
この授業では、「解る」から「出来る」を基本とし、ケースを中心に人的資源管理のサブシステムの設計スキルを身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに、人的資源管理とは 授業の進め方、テーマの内容他
第2回目
企業経営における人的資源管理 人的資源管理の定義・対象・基本的視点
第3回目
人的資源管理の歴史的発展 専制的労務、親権的人事、近代人事管理および現代人的資源管理の四つの段階
第4回目
人的資源管理の変遷 人的資源管理のかつて、いままで、これから
第5回目
人的資源管理の主な学説 労働力有効利用説、経営共同体形成説、二元論説、マルクス主義的批判説など
第6回目
人的資源管理の範囲 人的資源管理の範囲と相互の関連性
第7回目
人的資源管理を決める要因 企業ニーズ、社員ニーズなどの六つの要因について
第8回目
資格制度 目標管理制度の設計
第9回目
評価制度 360度評価の設計
第10回目
育成制度 人材育成プランの設計
第11回目
報酬制度 年俸制、職務給などの設計
第12回目
適正人件費 人件費支払指数による各業界の分析
第13回目
最適人員 事例による最適人員の算出
第14回目
日本企業の人的資源管理の問題点と改善の方向 21世紀の人的資源管理の方向性
第15回目
試験

教科書
『ケースで学ぶ経営学』(飯野峻尾共著、学文社)
参考文献
「人事・労務管理の知識」(日経文庫)、「新・人事労務管理」(有斐閣)、「実践経営学」(学文社)、「人事管理システムの見直しと評価実務」(政経研究所」
成績評価方法
課題レポート、試験、出席率(3/4以上)
そのほか受講者への指示/メッセージ
ケーススタディを教材として、グループ討議を中心に進める。よって、事前にケースを自分なりにまとめて授業に出席することになる。またパソコンを多用するので、PCスキルが必要。

更新日:02/04/2004
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