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経営科学

科目
経営科学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1555455552
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 月/34金/34秋 月/34金/34
単位数
3単位
担当者名
大藤 正
授業の概要
従来の経営学に科学的アプローチを導入した考え方を紹介し,各自が興味あるテーマに対して発表し,そのテーマに対して議論する形式で授業を進める.
近年の経営管理の方法は進展が著しく,最新のマネージメントの在り方を1つひとつ理解していく.特に21世紀の中心となるマネジメントの中で,科学的な考え方に立脚している方法論を学ぶ.
当該授業は1週4コマ10週で3単位の授業である.
到達目標
最新のマネジメントの方法論を実践で使えるレベルまで,最低5項目を習得する.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス(4/9)
マネージメントとは(4/12)
マネージメントとはどのようなことをすることなのかを講義する.講義の後,マネージメントについて理解した点を各自が報告する.次のキーワードについて,Webや書籍で確認しておく.
マネジメント,経営,サイエンス.
第2回目
意思決定の方法(4/16)
PPM(4/19)
経営活動にはデシジョン・メーキングが不可欠であり,この方法論を議論する.
プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント(PPM)は企業の経営活動の中でも基本的な考え方を示しており,この考え方を理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,意思決定,戦略について調査しておく.
第3回目
バランスト・スコアカード(4/23)
AHP(4/30)
戦略立案のための方法論であるバランスト・スコアカード(BSC)の実際を理解し,戦略立案を行う.
意思決定の方法としての意思決定過程法(AHP)の具体的な解析方法を理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,意思決定,戦略について調査しておく.
第4回目
量的データの解析(5/7)
質的データの解析(5/10)
経営のための意思決定には数値データの解析が不可欠であり,数値データの解析方法を習得する.
同様に経営のための意思決定には言語データの解析も必要であり,拳固データの取り扱い方について習得する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,数値データ,カテゴリカルデータについて調査しておく.
第5回目
品質機能展開(5/14,5/21) 企業戦略を具体的な活動に移行するための方法論としての品質機能展開の考え方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,VOC,機能分析,VE・VAについて調査しておく.
第6回目
商品企画七つ道具(5/24)
キーニーズ法(5/31)
商品企画のためのシステマティックなツールとしての商品企画七つ道具(P7)を理解し,システムについての概要を学ぶ.さらに潜在ニーズからの商品開発の方法としてのキーニーズ法について学ぶ.BBに掲載されている資料を確認するとともに,市場調査,ポジショニング分析について調査しておく.
第7回目
EVA(6/7)
顧客価値創造(6/11)
企業が顧客に提供する提供財の価値を評価する方法論について理解する.
顧客にとっての価値をどのように創造し,創出するかについて知識創造企業との関係からナレッジ・マネジメントを理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,将来価値,顧客価値,価値分析について調査しておく.
第8回目
感性工学(6/14,6/18)商品経済から無形財の経済へと変化する中で注目を浴びている感性について,工学的なアプローチを理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,感性,官能評価について調査しておく.
第9回目
コーチング(6/21)
メンタリング(6/25)
人財育成の方法論としてのコーチングについて,トレーニング,メンターリング,ティーチングとの関係から理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,コーチ,リーダー・シップについて調査しておく.
第10回目
ノンバーバル・コミュニケーション(6/28)
プロジェクト・マネジメント(7/5)
人々の情報伝達の65%が非言語によってなされているが,この非言語コミュニケーションの方法論を理解する.
PMbokについて,プロジェクトの在り方,マネジメントの進め方を理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,コミュニケーション,プロジェクトについて調査しておく.
第11回目
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
プレゼンテーションのパワーポイントを配付する.
参考文献
授業中に適宜紹介する.
成績評価方法
各自1テーマを発表し,5テーマについてレポートを提出し,議論に3回以上参加することを単位認定条件とし,出席率をあわせて評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業では,受講者の興味あるテーマには時間をとり,関心がないテーマは短時間ですすめることになるので,シラバス通りに進まない可能性はあるが,日程はシラバスにある通り進める.

更新日:02/01/2004
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