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特別研究 I

科目
特別研究 I
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15593
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
評価制度とは、企業においてそれぞれの役割に対し期待されるものがどのような状況なのかを確認する道具である。すなわちそれは、状況把握と課題の確認という2つのことを担っている。また評価制度は、人的資源管理の中心をなす資格制度、評価制度、育成制度および報酬制度のサブシステムを効果的に運用する重要な制度の一つである。授業の進め方としては、まず拙著「業績直結型評価制度実例集」(政経研究所)をテキストとし輪読した上、評価制度の基本的な視点を整理し研究の方向性を確認する。つぎは最近、注目を集めているコンピテンシー、360度評価、バランス・スコア・カード、役割行動評価などの新しい評価制度を学び、人的資源管理におけるその位置づけなり意義を理解する。
到達目標
人的資源管理における「評価制度」の位置づけと、その意味合いを理解する。さらに主な評価システムの考え方、仕組みなどを併せて理解する。特別研究■の目標としては、評価制度に関する知識の増大にある。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
特別研究■の進め方 授業の概要、進め方、この授業を通して身に付けたい能力
第2回目
人的資源管理の範囲 人的資源管理の全体像、サブシステムの関連、評価制度の位置づけなどについて、担当者が発表
第3回目
評価制度とは 評価制度の意味合い、評価方式、評価の活用などのついて、担当者が発表
第4回目
評価制度の変遷 今までの評価制度とこれからの評価制度について、担当者が発表
第5回目
コンピテンシー コンピテンシーとは、コンピテンシー・デクショナリー作成のポイントなどについて、担当者が発表
第6回目
360度評価 360度評価とは、360度評価の設計と活用などについて担当者が発表
第7回目
役割行動評価 役割行動評価とは、役割行動評価の設計と活用などについて、担当者が発表
第8回目
バランス・スコア・カードバランス・スコア・カード(BSC)とは、BSCの設計と活用などについて、担当者が発表
第9回目
目標管理目標管理とは、目標管理の活用などについて、担当者が発表
第10回目
評価制度マニュアルマニュアルの意味合い、マニュアルの内容などについて、担当者が発表
第11回目
評価者訓練評価者訓練の目的、その内容などについて、担当者が発表
第12回目
評価規程評価規程の作り方、内容などについて、担当者が発表
第13回目
人的資源管理の方向性これからの企業における人的資源管理の方向性について、全員でディスカッションを行う
第14回目
第15回目

教科書
「実践経営学」飯野峻尾他著(学文社)、「業績直結型評価制度実例集」飯野峻尾監修(政経研究所)
参考文献
「ネオバランストスコアカード経営」(中央経済社)、「360度人事評価」(中経出版)、「コンピテンシーマネジメント」(日経連出版部)、「人事管理システムの見直しと評価実務」(政経研究所」
成績評価方法
課題レポート、出席率(3/4以上)
そのほか受講者への指示/メッセージ
「人的資源管理」の履修者、パソコン操作堪能者、自主性、創造性および行動力がある者

更新日:02/06/2004
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