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環境と経営

科目
環境と経営
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55567
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 木/123
単位数
3単位
担当者名
大西 清彦、立木 デニス、所 伸之
授業の概要
環境マネジメントは、企業が持続的に発展しつづけるための重要なファクターである。この授業では3人の担当者が豊富な事例を用いながら、それぞれの専門分野の視点から環境マネジメントについての最新の内容を講義する。具体的には、ISO14001、グリーン調達、TQEM、環境会計、環境報告書などを取り上げる。担当について、所(2-5回)、立木(6-9回)、大西(10-13回)、なお、プロローグとエピローグは担当者全員で行う。
到達目標
環境マネジメント、ISO14001、環境会計についての基礎的な理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
プロローグ 各担当者から講義の概要、進め方についての説明を行う
第2回目
環境問題に対する国内外の取り組み 国連による会議(ストックホルム、リオデジャネイロ、ヨハネスブルク)国際条約(ワシントン条約、モントリオール議定書、バーゼル条約、京都議定書)内外の取り組みの体系的な把握を容易にするために次の文献を事前に熟読しておくこと。山口民雄著「検証 環境経営への軌跡」 日刊工業新聞社 2001                       年
第3回目
事例研究、ISO14001の仕組み 自動車業界の取り組み、燃料電池車、廃車リサイクル、グリーン調達電機業界の取り組み、家電リサイクル法、リサイクルを想定した製品設計 PDCAサイクル環境経営の推進においてトップを走る自動車、電機業界の取り組みを分析する。事前にこれらの業界に属する企業のホームページにアクセスし、概要を把握しておくこと
第4回目
環境経営とステークホルダー SRI、グリーンインベスター、エコファンド、グリーンコンシューマ グリーン調達、NPO、環境報告書、CSR専門用語がかなり出てくるので、事前に上記内容の用語について調べておくこと。特に、環境分野で活動しているNPOにはどのような団体があるかを調べておくこと
第5回目
小テスト 過去3回分の授業内容に関して小テストを実施する
第6回目
Total Quality and Environmental Management Paradigm Shifts in Business and the Environment
Introduction to Green Productivity
GP Building Blocks
GP Methodology
Read Case Study: Peanut Factory
第7回目
Green Productivity I PLAN: (1) Getting Started and (2) PlanningDraw "flow chart" and compile "material/energy balance" based on case study.
第8回目
Green Productivity IIPLAN: (3) Generate and Evaluate GP OptionsConduct "technical, economic, and environmental feasibility study" based on case study.
第9回目
Green Productivity IIIDO: (4) Implementation of GP Options
CHECK: (5) Monitor and Review
ACTION: (6) Sustaining GP
Develop "life cycle assessment" plan based on case study.
第10回目
環境会計ガイドライン「環境会計ガイドライン」(環境省、2002年版)の概要環境省総合環境政策局のホームページにアクセスして、ガイドラインを予め読んでおくこと。http://www.env.go.jp/policy/kaikei/index.html
第11回目
環境保全コスト環境会計の導入、環境保全コストの測定、減価償却費、研究開発費会計の基本的知識を必要とするので、会計学をよく復習しておくこと。
第12回目
外部開示様式とケーススタディ環境報告書における環境会計、外部開示の目的環境先進企業(IBM、ソニーなど)の環境報告書を一読し、環境会計の開示がどのように実施されているか確認しておくこと
第13回目
小テスト過去3回分の授業内容に関して小テストを実施する過去3回の授業を復習し、試験の準備をしてくること。
第14回目
エピローグ担当者3人によるまとめ
第15回目

教科書
使用しない
参考文献
山口民雄著 「検証 環境経営への軌跡」 日刊工業新聞社 2001年、朝日監査法人「環境会計のしくみと導入ノウハウ」中央経済社 2003年
成績評価方法
各担当者ごとの小テストもしくはレポートで総合的に評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
日頃から環境問題に関心を持ち続けることが重要である。各担当者の指示に従い、環境省や先進企業のホームページなどから予め環境についての情報を十分に収集しておくこと。

更新日:02/08/2004
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