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ミクロ経済学

科目
ミクロ経済学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1550955507
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 月/345秋 月/345
単位数
2単位
担当者名
喜治 都
授業の概要
経済理論の基本である需要と供給、および市場均衡といった概念を中心に「ミクロ経済学」について解説する。消費者や企業など個々の経済主体の合理的行動(最適化行動)を、ミクロ経済学的アプローチからみていく。また、それを前提とした市場の役割について、近代経済学における理論的手法を理解するとともに、ミクロ経済学的分析手法を習得ことを目的とする。
到達目標
□ミクロ経済理論における基本用語・基本概念の理解
□消費者理論、企業理論および市場均衡など諸理論の理解
□需要・供給分析を応用した価格決定メカニズムの理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
経済学とは何か
市場分析の基礎
経済学の目的、およびミクロ経済学とマクロ経済学の違いについて(経済学の誕生とその歴史)
需要曲線、供給曲線を使った簡単な市場分析の試み
経済理論における「関数」とその図示(経済数学事始)
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第2回目
消費者の最適化行動
(予算制約と効用最大化)
消費者の最適化行動を分析するための道具である予算線と無差別曲線についてテキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第3回目
消費者の最適化行動(消費者均衡)
所得-消費曲線とエンゲル曲線
予算制約下における消費者の効用最大化行動(最適化行動)とその条件
消費者の効用最大化行動から導かれるエンゲル曲線、および上級財、下級財、需要の所得弾力性の概念
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第4回目
価格‐消費曲線と需要曲線
消費者余剰
消費者の効用最大化行動から導かれる需要曲線
価格効果(代替効果と所得効果)
ギッフェンのパラドックス
需要の価格弾力性
市場の需要曲線
消費者余剰
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第5回目
消費者の理論のまとめ
需要曲線のシフト
中間テスト
代替財と補完財の定義
需要曲線のシフト(所得の変化、連関財の価格の変化)
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第6回目
企業の最適化行動(1)
 生産関数と費用関数
 利潤関数
 さまざまな費用概念
 
民間企業の目的(利潤の獲得)
短期の生産関数と費用関数
利潤関数
限界費用、平均総費用、平均可変費用
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第7回目
企業の最適化行動(2)
 利潤最大化条件
 限界分析の基礎
さまざまな費用曲線の導出
短期の利潤最大化行動
利潤最大化条件と最適な生産量の決定
平均総費用曲線、平均可変費用曲線、限界費用曲線
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第8回目
利潤最大化と利潤の大きさ
供給曲線の導出
市場の供給曲線
生産者余剰
企業の生産量決定
 正の利潤、損益分岐点、操業停止点
供給曲線
生産者余剰
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第9回目
市場均衡と効率的資源配分
(競争と規制)
市場均衡と不均衡
市場の価格メカニズム
市場均衡の意義~パレート最適の概念
(完全競争市場均衡と規制の効果)
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第10回目
市場の失敗 公共財、外部性および費用逓減産業
市場の役割と政府の役割
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。
授業後(ブラックボードでの内容も含む)、復習したうえでブラックボード上のクイズをやり、提出すること。
第11回目
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
『入門・経済学』[新版]猪木武徳・鴇田忠彦・藪下史郎編著,有斐閣
参考文献
適宜紹介
成績評価方法
出席状況(大学の規定に従う)、レポート、小テスト、中間試験、期末試験を総合的に評価するが、期末試験に重点(7~8割)を置く
そのほか受講者への指示/メッセージ
2単位科目ですが、1週3コマ(50分×3コマ)の授業を行い、10週間で終了します。基本は約100分の対面授業を行い、その後、ブラックボード上で各自講義を受ける形式をとります(週によっては、すべて対面授業の場合もあります)。
対面授業では聞いて理解することを、ブラックボード上では自分から積極的に読んで理解することを心がけてください。

更新日:02/04/2004
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