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憲法

科目
憲法
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1558055579
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 金/12秋 金/12
単位数
2単位
担当者名
小林 幸夫
授業の概要
 日本国憲法は制定から55年をこえた。わが国の憲法学者は、一般に現行憲法を絶対視してきた。これでは、戦後の日本で憲法が果たした役割、また憲法の下で生じた不都合は明確にならない。そこで、日本国憲法とは何であるか、そしてこの憲法を通して現れている近代憲法の理念・原則・特徴は何なのか、という問題関心により、日本国憲法の特徴と現在を明らかにしたい。
到達目標
日本国憲法を通して、近代憲法の理念や特徴を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
日本国憲法の誕生 日本国憲法の成立の経過制定当時の政治・社会状況を把握すること
第2回目
天皇制(1) 君主制の変遷、国民主権と象徴天皇制日本国憲法の天皇制の特徴を把握すること
第3回目
天皇制(2) 天皇の国事行為日本国憲法の天皇制の特徴を把握すること
第4回目
平和主義(1) いろいろな憲法や条約における平和主義日本国憲法以外の憲法や条約における平和主義の規定を把握すること
第5回目
平和主義(2) 第九条の戦争放棄日本国憲法の平和主義の規定を把握すること
第6回目
基本的人権(1) 人権宣言の歴史これまでの人権宣言や憲法における人権規定の内容について把握すること
第7回目
基本的人権(2) 自由権と社会権の特徴と両権利の関係自由権、社会権とはどういう権利かを把握すること
第8回目
基本的人権(3)法の下の平等平等とは何かを把握すること
第9回目
基本的人権(4)日本国憲法における人権規定の内容(1)日本国憲法の人権規定の内容と特徴を把握すること
第10回目
基本的人権(5)日本国憲法における人権規定の内容(2)日本国憲法の人権規定の内容と特徴を把握すること
第11回目
統治機構(1)国会日本国憲法の議会制度の特徴を把握すること
第12回目
統治機構(2)内閣日本国憲法における内閣制度の特徴を把握すること
第13回目
統治機構(3)裁判所日本国憲法における司法権の独立とその制度を把握すること
第14回目
まとめ授業をふまえて日本国憲法の問題点をあげ、今後を考える今後の日本の憲法はどうあるべきかを考えること
第15回目

教科書
プリント使用
参考文献
『新・初めての憲法』法律文化社
成績評価方法
期末試験を中心に、平常点等を若干加味
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:03/01/2004
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