授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 科目ガイダンス | 科目目的、授業内容、教材(最新版『中小企業白書』Web版)の特色、試験(レポート課題)、等。 | 自己のPCで、白書Web版のupload技法の事前訓練。 |
第2回目 | 事前学習 | 昨年度版(2003年版)白書に見る、日本の中小企業の実態(特色と問題点)。 | 2003年版白書をuploadせよ。 |
第3回目 | 2004年版最新)版白書の構成 | (そもそも)白書とは。当白書の歴史。最新版の項目分析。昨年度版との比較研究(+評価)。 | 2004年版白書の「構成」を事前uploadし、内容を精読する。 |
第4回目 | 第1部構成の内容分析:
最近の中小企業を巡る動向
(マクロ環境分析から) | どんな内容(章立て)から構成されているか。その(問題点の)特色は。今なぜそれらが(白書で)問題化されるのか。 | 第1部構成の各章内容の確認(その流れの包括的理解)をする。事前精読する。 |
第5回目 | 第1部第1章の内容分析:
中小企業を巡る全体的景気動向
(業況の特色は) | 具体的テーマ(論点)とは。それらは、マクロ要因(問題)かミクロ要因(問題)か。中小企業経営への影響をどう見るか。 | 第1部第1章の事前精読へ。 |
第6回目 | 同上(続) | 問題点のさらなる分析は。さらに、どんな話題が出されているか。企業事例研究はあるか。その特色は。 | 同上 |
第7回目 | 第1部第2章の内容分析:
中小企業を取り巻く金融環境
(金融機関の実態、中小企業の
経営実態) | 第1章と同じアプローチ(分析手法)で、ここでの話題か問題点を描き出す。第1章との関連性も見る。 | 第1部第2章の事前精読へ。 |
第8回目 | 第2部構成の内容分析:
日本経済の再生(問題)と中小企業の役割
(マクロ環境分析からミクロ環境分析へ) | 第2部が白書の中核であるが、その主要テーマの特色は。なぜそれらが問題化されるか。マクロとミクロとの関連性は。 | 第2部全体構成を事前精読する。 |
第9回目 | 第2部第1章の内容分析:
中小企業の強みとその貢献
(SWOT分析で見る特色とは) | 中小企業の生産活動の特色。大企業との連係プレー(その変遷と実態、展望へ)。経営スタイルの特色(経営力の分析)。 | 第2部第1章の事前精読へ。 |
第10回目 | 第2部第2章の内容分析:
中小企業の創業、企業、退出、再生問題は
(収益状況と経営実態) | 開廃業の統計的実態と分析。退出要因と再生要因の検証。再生可能な企業の特色は。今ハヤリのベンチャービジネス化の方向は。従来の下請けシステムからネットワーキング化の道は。 | 第2部第2章の事前精読へ。 |
第11回目 | 第2部第3章の内容分析:
(特に)中小企業の廃業(+倒産)問題と再起戦略のあり方 | 経営力失墜の原因分析。廃業と倒産の実態(定性的分析から見る要因/特色とは)。再起の戦略とは。 | 第2部第3章の事前精読へ。 |
第12回目 | 第2部第4章(第3部第1章)の内容分析:
中小企業の経営革新の道
(新しい事業連係、戦略的提携法) | 厳しい経済環境を生き延びる中小企業の強かな経営戦略とは。大企業との新しい関係作りへ。Only-oneの技術開発の道は。海外進出戦略は。新製品開発の仕組みとは。 | 第2部第4章(第3部第1章)の事前精読へ。 |
第13回目 | 第3部第2章(まとめ)の内容分析:
中小企業の将来像(展望) | 日本的中小企業の特色とは。国際比較から見る日本の中小企業の方向性。将来の進む道とは。政府の助成(方)は。 | 第3部第2章(まとめ)の事前精読へ。 |
第14回目 | 国家資格『中小企業診断士』試験とは | 試験制度の意義。試験システムの特色(3次構成)。試験内容と本学経営学部授業との関連性。受験戦略はいかに。「中小企業診断士」の仕事とは。 | 当試験制度に関する別途Websiteあり。後日詳細お知らせへ。 |
第15回目 | 総まとめ | 白書全体の復習、残された問題点。来年度(以降)の白書展望へ。中小企業経営専門家への道(MBA 進学もオプションとして)。今や、「経営コーチ」への展開。 | 白書全体の自在な活用。Web版白書をBookmarkへ。そして、将来の活用方法を独自に編み出す。Good Luck ! |