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会計学

科目
会計学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15507155085550555506
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 月/678春 火/678秋 月/678秋 火/678
単位数
3単位
担当者名
石川 勝
授業の概要
会計学の初学者を対象に、ビジネスにおける会計の役割から機能、その具体的な活用方法に関して学習します。前半では、財務会計を支える制度的背景、会計情報の中心となる財務諸表の構造や内容、その読み方を理解し、より詳細な分析方法を学習します。後半では、企業経営に直接役立てる目的で行われる管理会計の基本的な分析方法の活用をケースを通じて学びます。この授業では教材の入手や学習にコンピュータを多用するので、初回から用意すること。
到達目標
ビジネスパースンに必要不可欠な会計とコンピュータにかかわる基礎的リテラシーを身につけます。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
会計とは? 授業の進め方、及びビジネススキルとしての会計について。 ビジネスにおける会計の位置づけや果たす役割について理解する。
第2回目
会計制度 会計関連法規、会計原則など、会計の制度的背景。 企業会計を支える法律や基準を知り、なぜそれらが必要とされているのかを理解する。
第3回目
経営成績を見る(1) 損益計算書の構成内容 財務諸表としての損益計算書の構造とそこに記載されている会計情報の内容を理解する。
第4回目
経営成績を見る(2) 損益計算書の意味と解釈-ケース分析- 企業が実際に公表している損益計算書を読んで、当該企業の経営成績を理解できるようにする。
第5回目
財政状態を見る(1) 貸借対照表の構成内容 財務諸表としての貸借対照表の構造とそこに記載されている会計情報の内容を理解する。
第6回目
財政状態を見る(2) 貸借対照表の意味と解釈-ケース分析- 企業が実際に公表している貸借対照表を読んで、当該企業の財政状態を理解できるようにする。
第7回目
キャッシュ・フローを見る(1) キャッシュ・フロー計算書の構成内容 財務諸表としてのキャッシュ・フロー計算書の構造とそこに記載されている会計情報の内容を理解すること。
第8回目
キャッシュ・フローを見る(2) キャッシュ・フロー計算書の意味と解釈-ケース分析- 企業が実際に公表しているキャッシュ・フロー計算書を読んで、当該企業の資金の流れを解釈できるようにする。
第9回目
企業集団の実態を把握する 連結財務諸表の意味、構成内容とその解釈 連結財務諸表とは何か、その構造とそこに表されている会計情報の意味について理解する。
第10回目
会計情報の外部利用(1) 財務諸表分析の方法と解釈の仕方 経営分析の一手法としての財務諸表分析の具体的方法について知り、各種指標の意味を理解する。
第11回目
会計情報の外部利用(2) 財務諸表分析の実践-ケース分析- 企業が実際に公表している財務諸表に基づいて分析を行い、企業の経営状態を把握できるようにする。
第12回目
会計情報の内部利用(1) CVP分析の方法と活用-ケース分析- 管理会計の体系と役割を把握し、その中におけるCVP分析の位置づけと具体的分析方法を理解する。
第13回目
会計情報の内部利用(2)短期的な意思決定分析の方法-ケース分析-企業内で日常的に行われる業務上の意思決定に有用な差額原価収益分析の方法を理解する。
第14回目
会計情報の内部利用(3)長期的な意思決定分析の方法-ケース分析- 長期間に及ぶ投資やプロジェクトの採算性をどのように評価するか、資金の時間的価値の意味と具体的分析方法を理解する。
第15回目
授業のまとめ

教科書
教材はラーニング・スペースで配布するので、購入する必要はありません。
参考文献
「会計学入門」桜井久勝著、「管理会計入門」加登豊著、「キャッシュフロー経営入門」中沢恵・池田和明著 いずれも日経文庫(¥1,000以下)
成績評価方法
75%以上の出席を前提として、中間テスト、提出課題、期末テストの3つを均等ウェイトで評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/08/2004
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