検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

ことばと文化

科目
ことばと文化
区分
コアII言語表現科目群
授業コード
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 木/34
単位数
2単位
担当者名
後藤 明美
授業の概要
国際的場面や日本国内で異なる文化的背景を持っている人とコミュニケーションをとる必要性が増加している。この授業では、言語と文化・社会との関係に注目し、英語と日本語を比較しながら、言語表現の背後にある論理や思考様式、価値観などの文化的特徴ついて考察する。
到達目標
日本語と英語の社会言語学的知識を習得する。また異文化コミュニケーションの問題点を理解し、合わせて国際的に活躍するためのコミュニケーション能力の向上も図る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション コースの説明など授業では、ことばと文化についての課題を調べて発表したり、グループで討論したりする予定なので、毎回授業の多様な活動に積極的に参加することが求められる。
第2回目
ことばの多様性 世界の言語・世界の英語
第3回目
ことばの多様性 言語の地域差と方言・日本語の魅力
第4回目
ことばと性 女性語と男性語の特徴
第5回目
ことばと年齢 言語の年齢差と集団語・人間関係と丁寧表現
第6回目
ことばと場面 言語の状況差・コード切り替えと言語接触
第7回目
社会言語学と翻訳 言語の変種、翻訳の限界
第8回目
ことばの習得 言語習得とバイリンガリズム
第9回目
ことばの習得大脳言語学と角田説
第10回目
言語相対論 サピア・ウォーフの仮説再考
第11回目
ことばと民族 社会集団とアイデンティティ
第12回目
ことばと文化文化の定義
第13回目
異文化コミュニケーションコミュニケーション スタイル
第14回目
異文化コミュニケーション文化と価値観・異文化間摩擦の問題
第15回目
まとめ異文化理解と多文化教育

教科書
『社会言語学への招待  社会・文化・コミュニケーション』 田中春美、田中幸子 ミネルヴァ書房
『異文化コミュニケーションワークブック』八代京子 他 三修社
参考文献
『ことばと人間』 伊藤克敏、牧内勝、本名信行編 三省堂
『異文化間教育』 3・6・11 異文化間教育学会編 アカデミア出版会
『現代の言語学』 石黒昭博 他 金星堂
『異文化トレーニング』 八代京子 他 三修社
『日本語と外国語』 鈴木孝夫 岩波新書
『言語学への招待』 中島平三、外池滋生 大修館書店
『脳にいどむ言語学』 萩原裕子  岩波科学ライブラリー 59
 
成績評価方法
平常点・発表・レポート・テストなどを総合して評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
1回目の授業で課題の説明をするので必ず1回目の授業に参加すること。

更新日:03/03/2004
検索トップページ担当別50音一覧