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言語文化特殊講義A

科目
言語文化特殊講義A
区分
外国語学科共通科目群
授業コード
24514
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
三宮 郁子
授業の概要
多くの者にとっての「母語」としての日本語と「学習語」としての英語を比較対照して観察し、それぞれの特徴について考察する。
到達目標
言語学という枠組を出発点として両者を相対化するという視点を育てる。また母語話者の立場と学習者としての立場の違いや問題点を意識化することを学ぶ。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション コースの説明と導入;ブックリストの配布シラバスを確認する
第2回目
言語と比較対照するということ 身の回りの日英語比較ハンドアウトに目を通す;類似例を探す
第3回目
言語を考えるさまざまなアプローチ 言語研究の理論的背景
第4回目
音を捕えるということ 音韻体系の比較〃;例を参考に他例を探す
第5回目
文字のこと、書くということ 文字はどう使われているか
第6回目
「五文型」という神話 いわゆる「五文型」という捉え方の不十分さ
第7回目
<形式>と<意味> <形式>が異なれば<意味>も異なるというテーゼについて〃;配布のブックリストから本を選び、ブックレポートを作成し、提出
第8回目
<文法>と<意味>ととらえ直す(1)話し手の関与と表現形式ほか〃;授業のあとフィードバックレポートの提出を求める
第9回目
〃(2)<人間>が占める地位ほか〃;〃
第10回目
〃(3)情報構造;<能動態>vs<受動態>〃;〃
第11回目
〃(4)<結果>についてのとらえ方〃;〃
第12回目
〃(5)他動性という概念;擬人法〃;〃
第13回目
「比喩」の力日常語を支える比喩;こどもの言葉〃;具体例を探してみる
第14回目
<テクスト>と<レトリック>修辞法の文化差
第15回目
まとめ

教科書
池上嘉彦(1991)『<英文法>を考える-<文法>と<コミュニケーション>の間』筑摩書房
参考文献
開講時にブックリストを配布する
成績評価方法
期末試験、ブックレポート、日頃のフィードバックレポートを総合して評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
教科書、及び関連資料ハンドアウトに十分目を通しておくこと、及び問題意識をもって授業にのぞむことを期待します。

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