授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | はじめに | 哲学史を学ぶことの意義 | シラバスを確認しておく |
第2回目 | 哲学の始まり | 神話からロゴスへ/ミレトスの自然哲学/古代ギリシアの人間観 | 配布されるプリントの該当箇所を読んでおくこと |
第3回目 | ソフィストとソクラテス | 「自然」から「人間」へ/ソフィストの相対主義VSソクラテスの倫理/「善く生きること」 | 〃 |
第4回目 | ソクラテスの生涯と思想 | 「汝自身を知れ!」/無知の知/対話による真理の探求(問答法・産婆術)/魂の世話 | 配布されるプリントを読み、ソクラテスの「産婆術」とはどういうものかを考えておく |
第5回目 | プラトンの思想(1) | イデア論/想起説/洞窟の比喩 | 配布されるプリントの該当箇所を読み、プラトンの「洞窟の比喩」が何を象徴するかを考えておく |
第6回目 | プラトンの思想(2) | エロース(愛)について | 配布されるプリントの該当箇所を読み、プラトンの「エロース」とは何かを考えておく |
第7回目 | アリストテレス | 質料と形相/「人間は社会的動物である」/真の「友愛(フィリア)」とは? | 〃 |
第8回目 | キリスト教の思想(1) | 聖書の世界(旧約と新約)/「人間は神の似像である」
イエス・キリストの生涯と思想 | 〃 |
第9回目 | キリストの思想(2) | アガペー(愛)について | 配布されるプリントを読み、「アガペー」と「エロース」との違いについて考えておく |
第10回目 | 近代の幕開け | ルネサンスの人間観――ピコ・デラ・ミランドラの『人間の尊厳について』/近代科学の勃興 | 配布されるプリントの該当箇所を読んでおくこと |
第11回目 | デカルトの哲学 | 「我思うゆえに我あり」/心身二元論/「動物機械論」からラ・メトリの「人間機械論」へ | 〃 |
第12回目 | パスカルの思想 | 「人間は考える葦である」/幾何学的精神と繊細の精神/「人間は天使と禽獣の中間者である」 | 配布されるプリントを読み、「人間が考える葦である」という言葉が何を意味するかを考えてくる |
第13回目 | カントの倫理思想(1) | 「善い意志」/自由か決定論か/道徳律と自由/「汝なすべきゆえに、なしあたう」 | 配布されるプリントの該当箇所を読んでおくこと |
第14回目 | カントの倫理思想(2) | カントの人間観/人格の尊厳 | 〃 |
第15回目 | 実存の思想 | 唯一の〈個〉としての自己/大衆化社会の危機/「神の前に立つ単独者」(キルケゴール)/ヤスパースの「限界状況」と「実存的交わり」 | 〃 |