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教育学演習V

科目
教育学演習V
区分
教育学科科目群
授業コード
21155
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 木/56
単位数
2単位
担当者名
石橋 哲成
授業の概要
本演習では、世界で最初に「幼稚園」(Kindergarten)
を創設したフレーベルの主著、『人の教育』の第一篇の「基礎論」と、第二章「幼児期における人」を購読していきながら、幼児とは何か、幼児期において大切なことは何か、幼児にとって遊びとは何か等々、幼児教育の基本問題を深く考えていきたい。
到達目標
フレーベルの幼児教育思想の基礎を正しく理解するとともに、自分なりの幼児教育観を確立する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに 『人の教育』が執筆される背景授業の担当者が、導入をかねて講義する。フレーベルが本書を書いた時代背景を、きちんと理解すること。
第2回目
『人の教育』第一篇「基礎論」 1節~4節(世界観・人間観・教育観)第二回目の授業より、学生の発表を中心に授業を展開していく。発表にあたった学生は、定められた箇所をきちんと読んだうえで、レジメを参加者の数だけ用意すること。
第3回目
5節~8節(自然の合法則性)
第4回目
9節~12節(受動的教育と命令的教育)
第5回目
13節~15節(教育者の使命)
第6回目
16節~19節(人間の使命)
第7回目
20節~22節(共同感情について)
第8回目
23節(宗教と労作と節制)
第9回目
『人の教育』第二篇「幼児期における人」24節~26節(生命の連続的発達)
第10回目
27節~29節(遊ぶことと語ること)
第11回目
30節(子どもにおける遊びの意味)
第12回目
31節~32節(食物と衣服について)
第13回目
33節~34節(家庭における母の役割)
第14回目
まとめフレーベルの幼児教育思想と日本の幼児教育への影響これまで学んできたことを基に、討論を行う。それぞれの意見をノートにまとめてくること。
第15回目
フレーベルの幼児教育思想に今学ぶことは何か

教科書
フレーベル著『人の教育』(玉川大学出版部版でも岩波書店版でも何でもよい)
参考文献
成績評価方法
授業中の発表50% レポート50%
そのほか受講者への指示/メッセージ

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