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ゼミ演習II

科目
ゼミ演習II
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
51939
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
池田 智
授業の概要
 ゼミ演習Iに連続する講座ゆえ、概要については「ゼミ演習 I」のシラバスを参照されたい。
 「ゼミ演習I」に引き続いて1960年代の若者たちの動きをさぐることが一番の狙いである。テキストにはWilliam Dudley編集の "The 1960s"を用いる予定である。この本は60年代について
到達目標
 1960年代のカウンターカルチャーを巻き起こした若者たちは一体誰であったのか? どのような階層の出身で、また宗教的にはどのような宗教・宗派に属していたのか? 彼らが生みだした文化とは一体何であったのかを把握する。また、資料を読むにあたっては「卒業研究」のテーマを探ることを忘れてはならない。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Youth Protest and the Counterculture  1960年代の若者たちは一体何に反発したのか? 反発させる要因は何処にあったのか? そのきっかけになったものは一体何であったのかを考察する。 テキストを必ず下読みしてくること。
第2回目
The Radical Youth Movement  大学生のなかには体制に疎外感を抱く者たちがいた。そこから彼らはさまざまな形で政治的・社会的・文化的直接活動へ乗り出していく。そのプロセスを追う。 テキストを必ず下読みしてくることはもちろん、授業中に発言できるような話題を見つける努力をする。
第3回目
同上 同上 同上
第4回目
同上 同上 同上
第5回目
The Counterculture 体制に反発し、ドロップアウトした学生が向かった先には何があったのだろうか? 彼らが彼らなりに努力した結果はどう花が咲き、現代のアメリカにどのような影響を及ぼしているのだろうか? テキストを必ず下読みし、授業中に発言できる話題を見つける努力をする。
第6回目
同上 同上 越智道雄著『アメリカ60年代への旅』などを読まれたい。
第7回目
同上 同上 同上
第8回目
同上同上 同上
第9回目
Rock Music and Revolution 1960年代初期にはフォークを通して体制への批判が行われた。優しさを求める象徴性があった。そこへ英国から新しいタイプの音楽が持ちこまれた。Woodstockで花開いたかに見えたが、rock music には真の意味での革命性はあったのだろうか? あくまでも商業性に求められたものであったのだろうか? テキストを必ず下読みしてくること。発表者に質問などができるようにしておくこと。
第10回目
同上同上 同上
第11回目
同上Drug Cultureとは一体何であったのかを探る。 同上
第12回目
Gender and Sex Revolutions1960年代はさまざまな意味で女性の台頭が見られたが、評価されるには達しない傾向が見られた。そうした風潮のなかでBetty Friedanが画期的な本をまとめた。"Feminine Mystique"がそれである。同時にコミューン内部における人間関係も新しい性の在り方を模索していた。女性の社会的・政治的台頭を探る。 テキストを下読みし、発表者に質問ができるようにしておく。
第13回目
同上同上 同上
第14回目
同上同上 同上
第15回目
総括50年代から60年代までをふり返る。 50年代から60年代までの文化的思潮を体系的にまとめておく。

教科書
Dudley, W.(ed.). 2000. "The 1960s". San Diego: Greenhaven Press.
参考文献
「ゼミ演習I」の参考文献を参照されたい。
その他、授業中に適宜指示する。
成績評価方法
自主的発表+ハンドアウトと発言
そのほか受講者への指示/メッセージ
 テキストの下読みは全員が必ずしてくる。その際、発表者に質問ができるように、何らかの話題を見つけてくる。

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