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欧米文学概説

科目
欧米文学概説
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
1195651948
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 木/34秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
今井 夏彦,田代 葆,中林 良雄,平高 典子,秋山 紀一
授業の概要
「欧米文学概説」では、西洋文学の起源としてのギリシア・ローマ文学(いわゆる古典文学)から新大陸に花咲いたアメリカ合衆国文学までを範囲とし、西洋文学がどのようにして誕生し継承されたか、また各国の文学が、相互に影響しあいながら、どのように形成され発展したかを概観する。
各国の文学の規範とされたギリシア・ローマの古典文学、キリスト教文化を基盤とする中世文学、そしてイタリアから各国に及んだルネサンス・ヒューマニズム文学の特質は何か。また各国の文学はどのようにして誕生したか。そして各国は、西洋社会に共通する時代思潮(古典主義・ロマン主義・リアリズム・ナチュラリズム・象徴主義・実存主義など)の下で、相互に影響しあいながら、各国独自の精神文化・言語文化としての文学をどのようにして生みだしたか。
2000年以上に及ぶ西洋文学の流れの大筋をたどりながら、あわせて西洋各国の文学の特質を考察する。これがこの科目の目的である。
到達目標
欧米文学の大まかな流れとその歴史的背景を理解し、その知識をもとに、各国の文学作品を自分で鑑賞・解釈できるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
欧米文学とは何か(田代) ヨーロッパ文学の源泉からアメリカ文学まで(毎回共通)授業中に紹介された作品にできるだけ目をとおしておくこと
第2回目
ヨーロッパ古典文学(平高) ギリシア、ローマ、ルネッサンスの文学について
第3回目
フランス文学1(田代) フランス中世の文学から16世紀モンテーニュの時代までの文学について
第4回目
フランス文学2(田代) フランス19世紀の文学-バルザック/スタンダール/フロベールを中心に。第一次、第二次世界大戦と文学、およびカミュ/サルトルの文学について
第5回目
スペイン文学1(秋山) 古典文学から1898年までの文学
第6回目
スペイン文学2(秋山) 1898年から現在に至るまでの文学
第7回目
ドイツ文学1(平高) 中世から近代文学の誕生、古典主義まで
第8回目
ドイツ文学2(平高)ロマン主義から20世紀の文学まで
第9回目
英語圏文学(アメリカ)1(今井)植民地誕生から19世紀までのアメリカ文学
第10回目
英語圏文学(アメリカ)2(今井)20世紀のアメリカ文学
第11回目
英語圏文学(イギリス)1(中林)シェイクスピアとロマン派の詩人たち
第12回目
英語圏文学(イギリス)2(中林)小説の誕生(1)
第13回目
英語圏文学(イギリス)3(中林)小説の誕生(2)
第14回目
第15回目

教科書
授業中に指示する
参考文献
国際言語文化学科「履修ガイド」参照のこと
成績評価方法
筆答テスト(全授業を範囲とする)及び小レポート(任意の言語圏文学を一つ選択する)
そのほか受講者への指示/メッセージ
春学期と秋学期で、授業回数・担当者に若干の違いがあります。授業開始時に説明します。

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