検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

エコ・ツーリズム論

科目
エコ・ツーリズム論
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
51924
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
遠藤 充信
授業の概要
今、我々はマスツーリズムの恩恵を享受していますが、環境問題は観光分野にも大きな影を落としています。エコツアーは単なる新しい観光形態ではなく、従来の観光の概念と全く違う新しい考え方に基づいています。自然・文化環境の保全と経済的プラスを両立させる新しい観光です。授業では、理論的側面よりも旅行会社の立場から実践的にエコツアーの現状、問題点、将来の課題などを検証します。
到達目標
マスツーリズムの現状理解とその問題点、限界について認識し、エコツーリズムの意義と定義を理解する。日本及び世界のエコツアーの現状と旅行産業の取り組みを理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 授業の概要説明シラバスを確認しておくこと。
第2回目
エコツーリズムとは・1 エコツーリズムの歴史・エコツーリズムの考え方
旅行業界と環境保護活動
旅行業者の店頭にあるエコツアー関連パンフレット類を集め目的地・ルート等々を調べておくこと。
日々報道される観光及び環境関連記事に興味と関心を持つこと。
第3回目
エコツーリズムとは・2 エコツーリズムの定義・エコツーリズムの構成要素
米国のエコツ-リズムの考え方
第4回目
エコツーリズムとは・3 エコツアーの企画、催行・旅行業者のガイドライン
エコツアーの事例
第5回目
エコツーリズムの実践・1 綱領とスローガン・ガイドラインの作成
消費者教育
第6回目
エコツーリズムの実践・2 エコツーリズムの評価基準・エコツアーガイドの育成
欧米ツアーガイドの事例
第7回目
エコツーリズムの実践・3 地元経済への協力・野生動植物と土産品
違法土産物の背景
第8回目
エコツーリズムの実践・4旅行会社の社会貢献・環境保護のための寄付
適切な支援対象NGO
第9回目
エコツーリズムの実践・5旅行業界の環境対策活動・旅行業界とNGOの協力
エコツーリズム協会の活動・関連業界の取り組み
第10回目
エコツアの販売・1エコツーリズムマーケットの現状・日本の事例
エコツーリストと一般旅行者との違い
第11回目
エコツアーの販売・2エコツアーの販売方法・適正な広告宣伝
エコツアーのコスト・エコツアーと法律問題
第12回目
エコツーリズムの将来・1持続可能な観光とエコツーリズム
第13回目
エコツーリズムの将来・2
まとめ
エコツーリズムの重要性・新しいライフスタイルの創造
第14回目
第15回目

教科書
適宜プリントを配布する。
参考文献
エコツーリズムハンドブック(日本旅行業協会)、その他に関しては適宜指示する。
成績評価方法
授業への参加度と試験の総合評価
そのほか受講者への指示/メッセージ

検索トップページ担当別50音一覧