授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | オリエンテーション | 「人間と心理」を学ぶ:何をどのように学ぶか-「心の働きと行動」を科学的に理解する-実証的方法とは何か、実証的事実に基づいて考えるとはどういうことか
| シラバスを読んでおく。 |
第2回目 | 生物としての「ヒト」 | 生物としての「ヒト」に生まれる:「ヒト」としての生得性-「心の働きの成立の基盤」 | 前回の授業の内容を確認し、疑問があれば質問の形にまとめておく。プリント資料を読んでおく。 |
第3回目 | 社会的存在としての「人間」(1) | 人間の社会の中で社会的存在となる:「心の働き」を形成する他者とのかかわり(1) | 〃 |
第4回目 | 社会的存在としての「人間」(2) | 人間の社会の中で社会的存在となる:「心の働き」を形成する他者とのかかわり(2) | 〃 |
第5回目 | 情報処理の働きからみた人間(1) | 人間の情報処理:刺激の解釈としての知覚 | 前回の授業の内容を確認し、疑問があれば質問の形にまとめておく。プリント資料を読んでおく。
日常生活における知覚の経験では、どのような刺激の意味づけ、解釈を行っているか、自分自身の経験から例を見つけて考える。 |
第6回目 | 情報処理の働きからみた人間(2) | 人間の情報処理:経験を意味づけし再構成する記憶、個人のアイデンティティを支える記憶 | 前回の授業の内容を確認し、疑問があれば質問の形にまとめておく。プリント資料を読んでおく。
自分の経験の中から、再生、または再認された記憶ともとの刺激情報のずれの例を見つけ、なぜそうなったのかを考える。 |
第7回目 | 情報処理の働きからみた人間(3) | 人間の情報処理:人間は自分の心の働きを知っているか-意識的な情報処理と意識下での情報処理(知覚的防衛、サブリミナル知覚、潜在記憶など) | 前回の授業の内容を確認し、疑問があれば質問の形にまとめておく。プリント資料を読んでおく。 |
第8回目 | 情報処理の働きからみた人間(4) | 人間の情報処理:コンピュータ・人工知能と人間、人間の知性の特質 | 〃 |
第9回目 | 感情・情動の働きからみた人間(1) | 感情・情動の形成とそのしくみ | 〃 |
第10回目 | 感情・情動の働きからみた人間(2) | 感情・情動の普遍性と文化的構成 | 〃 |
第11回目 | 感情・情動の働きからみた人間(3) | 感情・情動の機能と人間の行動における意味 | 〃 |
第12回目 | 認知と感情・情動 | 認知のシステムと情動のシステムとの関連 | 〃 |
第13回目 | 動機の働きからみた人間(1) | 動機とは何か、動機の体系と動機づけ | 〃 |
第14回目 | 動機の働きからみた人間(2) | 環境によってコントロールされるか、自己の選択によって行動するか、自己決定性と有能感 | 〃 |
第15回目 | 動機の働きからみた人間(3) | 原因帰属様式と人の生き方 | 〃 |