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翻訳演習

科目
翻訳演習
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
1197751975
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 木/5678秋 木/5678
単位数
4単位
担当者名
浅岡 伴夫
授業の概要
日本のビジネス社会では、ビジネスコミュニケーション技術が重要な役割を担っている。そして、海外とのビジネスコミュニケーションを支える柱の1つがテクニカルトランスレーション(実務翻訳)である。この講義では、特に需要の多い英日実務翻訳の技術を教える。また、実務翻訳に利用される翻訳ソフトやパソコンの利用方法にも触れる。
到達目標
英文和訳と英日翻訳の違いを理解し、英原文から親離れした翻訳文(英原文の言い回しを意識させない、こなれた訳文)を作ることができるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
英日翻訳とビジネスコミュニケーションの概要 英日翻訳とは何か、またビジネスコミュニケーションとは何かについて概説し、討議するビジネス翻訳とは何かについて自分なりに調べ、考え方をまとめておく
第2回目
翻訳演習1 文芸小品の翻訳演習を行い、訳文の違いを比較検討しながら、英日翻訳と英文和訳の違いを明らかにする文芸翻訳について予備知識を収集しておく
第3回目
プロの訳例の比較 実際の原文と訳文のサンプルを比較し、プロフェッショナルの翻訳とは何かについて議論するプロの翻訳とアマチュアの翻訳との違いについて考えておく
第4回目
翻訳演習2 ビジネス雑誌の記事の翻訳演習を行い、背景を説明し、訳文作成のポイントを解説するビジネス雑誌にどのような記事が載っているか調べておく
第5回目
文芸翻訳と実務翻訳の違い 実例を見ながら、文芸翻訳と実務翻訳の違いについて討議する文芸翻訳と実務翻訳の違いについて自分の考えをまとめておく
第6回目
翻訳演習3 企業同士の契約書の翻訳演習を行い、背景説明をし、訳文作成のポイントを解説する企業間でとりかわされる契約にどのようなものがあるのか調べておく
第7回目
実務翻訳の手順と品質評価方法 実務翻訳の手順を解説し、訳文がどのような基準で評価されるのかについて説明する翻訳された実務文章を見て、その良し悪しをどう評価したらよいか考えておく
第8回目
翻訳演習4経済記事の翻訳演習を行い、その背景となる世界および日本経済・産業の現状を説明する日本経済・産業が今どのような状態にあるのかについて調べておく
第9回目
翻訳演習5コンピュータマニュアルの翻訳演習を行い、コンピュータの基本知識について解説する自分が使っているパソコンの機種、OS、アプリケーションについて調べておく
第10回目
ゲスト講演プロの文芸翻訳家または翻訳専門誌の編集者をゲストとして招き、講演と討論を行うゲスト講師に関して、インターネットや書店などで予備知識を得ておく
第11回目
翻訳演習6興味深いトピックに関する雑誌記事の翻訳演習を行い、最新の産業動向について解説するトピックに関する情報をインターネットなどから収集しておく
第12回目
翻訳演習7興味深いトピックに関する雑誌記事の翻訳演習を行い、最新の産業動向について解説するトピックに関する情報をインターネットなどから収集しておく
第13回目
翻訳演習8文芸小品の翻訳コンテストを行う文芸作品の日本語表現について、実例を見ながら自分の考えをまとめておく
第14回目
eメールコミュニケーションのポイントeメールコミュニケーションのポイントを概説し、ビジネスコミュニケーションにおけるeコミュニケーションの役割を説明するeメールのやりとりにおいて感じる疑問点や問題点をまとめておく
第15回目
まとめ実務翻訳のポイントを整理し、まとめる授業で配られた資料やノートの内容をレビューして質問すべき事項をまとめておく

教科書
なし
参考文献
なし
成績評価方法
出席(35%)、授業態度(25%)、レポート(40%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
英日のビジネス翻訳に本当に興味ある人だけが受講すること。積極的な発言を期待する。

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