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スペイン・中南米文化研究

科目
スペイン・中南米文化研究
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
11934
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
秋山 紀一
授業の概要
スペインや中南米諸国で起こった最近の出来事を選び、これを題材にして、彼らの生活様式やものの考え方などの背景にある民族、歴史、宗教等の関わりを探る。スペインに関しては、カトリック、ユダヤ、イスラム等の文化が、また中南米に関してはこれらに加えインディオ及びヨーロッパやアジアからの移民等の文化がどのようなものであるかを知るとともに、それぞれがどのような関連をもって事件の背景を構成しているかを考える。
到達目標
問題意識をもって文献にあたり、先行文献を基にしてスペイン語圏文化についての認識を深めるとともに、客観的な観点から問題を論ずる能力養成を目指す
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction 授業のテーマ、目的、方針等の解説。受講生がもつ関心の分野を聞くスペイン語圏文化について関心をもつテーマをあらかじめ選んでおく
第2回目
原始イベリア文化 現存する原始イベリア文化の遺跡とその意味するところを考察するギリシャ・ローマ以前のヨーロッパの歴史と文化を調べておく
第3回目
スペインにおけるヘレニズムとラテン文化 スペインに見られるギリシャ・ローマ文化との関係を考えるギリシャ及びローマ帝国の歴史と文化を調べておく
第4回目
西ゴートとスペイン 西ゴートに代表されるスペインに於けるゲルマン文化の影響を考えるゲルマン民族、特に西ゴート民族について調べておく
第5回目
モスリム社会とスペイン 8世紀間スペインに共存していたモスリム社会の影響について考察するイスラム社会の成立と歴史について調べておく
第6回目
レコンキスタのスペイン文化に与えた影響 11世紀から15世紀まで続く失地回復運動がどのような影響をスペインに与えたかを考えるレコンキスタの歴史について調べておく
第7回目
統一国家スペインの誕生とスペインの社会 カスティリャとアラゴンを始めとするスペインの地方文化とハプスブルグ朝統一スペインとの葛藤について考える15世紀以降のスペインの歴史と社会を調べておく
第8回目
ブルボン時代のスペインとヨーロッパブルボン朝時代のスペインとフランスを中心とするヨーロッパの社会・文化的関係を考える16世紀から19世紀までのヨーロッパ及びスペインの歴史を調べておく
第9回目
ヨーロッパ連合(EU)におけるスペインヨーロッパ連合(EU)におけるスペインの果たす役割と今後の方向を考えるヨーロッパの現代について調べておく
第10回目
中南米に於けるインディオの世界アステカ、マヤ、インカを中心にした古代中南米社会と文化について考える中南米3大文明について調べておく
第11回目
スペインの征服と植民政策の特徴スペインの征服と植民政策がインディオや植民者などにどのような影響を及ぼしたかを考える中南米植民の歴史を調べておく
第12回目
独立以後の中南米のナショナリズム独立以降の主要な国々で見られる社会の変化と文化的活動の特徴を考察するメキシコ、ペルー、アルゼンチン等の現代史を調べておく
第13回目
中南米の多民族的社会と文化ヨーロッパ、アジア、アフリカからの移民等が中南米社会と文化に与えた影響について考える植民地時代の奴隷制度、及び現代の移民の歴史を調べておく
第14回目
第15回目

教科書
特になし
参考文献
授業中に紹介する
成績評価方法
課題と期末レポートを総合的に評価して成績をつける
そのほか受講者への指示/メッセージ
スペイン語はともかく、少なくとも英語の文献を読むことができることが望ましい

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