授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | コース・ガイダンス
| 参考文献の紹介やノートのとりかたなどについて話をする。 | |
第2回目 | なぜ、今、多文化社会論なのか? | 近年の世界の社会的・政治的・経済的状況を見る | 青木 保『多文化世界』27ページまでを読んでおく。 |
第3回目 | 同上 | 1970s~1950sの世界の社会的・政治的・経済的状況を見る | フェミニズム、女性解放運動、公民権運動、民族的・人種的少数派の台頭について調べておく。 |
第4回目 | 同上 | 同上 | 同上 |
第5回目 | 同上 | 1930s ヒトラーとユダヤ人問題をカギに文化相対主義について考察する。 | 青木 保『多文化世界』pp. 101-113を読んでおく。 |
第6回目 | 文化相対主義について | アメリカの民族・人種問題への矛盾 | HOを読んでおく |
第7回目 | 宗教の役割 | さまざまな民族・人種によって構成されているアメリカ人を結びつけている力とは? | 青木 保『多文化世界』pp. 49-83を読んでおく。 |
第8回目 | 同上 | 同上 | 同上 |
第9回目 | 同上 | 同上 | 同上 |
第10回目 | 公民権運動とカウンターカルチャーが生みだした土壌 | 一見してアメリカ人として結びついた人々は結局真の意味での結びつきは、今はまだ無理、という現実に立ったとき、彼らは何を求めるのか? | 公民権運動とは何だったのか? カウンターカルチャー(counterculture)とは何だったのかを調べておく。 |
第11回目 | メルティング・ポットからサラダ・ボウルへ | アメリカにおける現実の社会における多文化社会の在り方をさぐる | Ethnic Studies、Ethnic Revival、Ethnic Festivalなどについて調べる。 |
第12回目 | 文化多元(多元文化)主義(Multiculturalism)への道 | 公民権運動やカウンターカルチャーを通して社会のリベラル化、平等化が進んだ。その結果、共生という方向を探り出した。 | 青木 保『多文化世界』pp. 30-48を読んでおくこと。
青木 保『文化の否定性』(中央公論社)を読まれたい。 |
第13回目 | アファーマティヴ・アクション | 文化多元(多元文化)主義を結果的に促進する一つの手段として、アメリカではaffirmative actionが施行されている。これを考察する。 | affirmative actionについて調べておく。 |
第14回目 | 予備回 | | |
第15回目 | 『分裂するアメリカ』(ヴィデオ)を見る | 多文化社会を運営することの難しさを見る | |