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リサーチ・デザイン

科目
リサーチ・デザイン
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
11899
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 火/56
単位数
2単位
担当者名
安間 一雄
授業の概要
第2言語学習を初めとする言語現象の科学的研究に求められる方法論の学習を支援する.ここでは研究計画・資料収集・分析方法・結果記述にわたり業界で定則とされている方法論に基づき,妥当な,「価値の高い」研究を行うための指針を提供する.さらにこの指針の学習を容易にするために実際の研究論文のサンプルを読み,批判的に考察する.授業の日程・授業時の課題・参考資料等は <a href="http://bb.tamagawa.ac.jp/">この授業の LMS</a> を参照のこと.
到達目標
言語および社会についての研究レポート並びに卒業研究報告書を書けるようになることを目標とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
アイデアからリサーチへ ・リサーチの目的
・意味のあるリサーチとは
・研究課題を立てる
各回共通
 欠席・遅刻をしないこと.
 ノートを取ること.
 授業中は積極的に発言すること.
 随時 LMS を参照し,課題の指示に従うこと.
第2回目
リサーチの種類 ・科学的研究と非科学的研究
・実証的研究
・理論的研究
・アクションリサーチ
・量的研究対質的研究
・経時的研究対断層的研究
第3回目
研究計画を立てる ・研究課題と仮説
・リサーチの道具立てと資源
・時間の管理
第4回目
研究論文を批判的に読む(その1) 取り扱う論文は事前に授業もしくは LMS にて指示する.事前に読み,アウトラインを用意しておくこと.
第5回目
文献収集方法 (1) ・文献の書誌事項の読み方
・文献検索ツール
事前に読み,アウトラインを用意しておくこと.
第6回目
文献収集方法 (2) ・文献検索の実際
第7回目
データ収集方法 ・行動観察
・インタビュー
・口頭報告
・アンケート調査
・実験
第8回目
データ収集方法・サンプルデータ収集
第9回目
研究論文を批判的に読む(その2)取り扱う論文は事前に授業もしくは LMS にて指示する.事前に読み,アウトラインを用意しておくこと.
第10回目
分析手段 (1)・データの種類
・統計解析の種類
  2変数の相関関係の検定
  2変数の平均値の差の検定
  2変数の独立性の検定
第11回目
分析手段 (2)・統計解析の種類
  2変数の相関関係の検定
  2変数の平均値の差の検定
  2変数の独立性の検定
・その他の分析手段
第12回目
分析手段 (3)・サンプルデータを分析してみる.
第13回目
論文を書く・論文の構成と形式
・代表的なフォーマット
・アウトライン
第14回目
研究論文を批判的に読む(その3)取り扱う論文は事前に授業もしくは LMS にて指示する.事前に読み,アウトラインを用意しておくこと.
第15回目

教科書
セリガー・ショハミー/土屋他訳『外国語教育リサーチマニュアル』(大修館書店)
参考文献
必要に応じ授業時に指定する.また,LMS (メBlackboardモ) にも掲載する.
成績評価方法
授業に並行して行うレポート.
そのほか受講者への指示/メッセージ
正しい研究の方法論はどの分野においても常に求められるものです.この授業は基本的に第2言語学習の研究を対象とするものですが,それ以外の語学・文化・心理を専攻する方の受講も歓迎します.レポートや卒論が高い評価を得られるよう指導します.

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