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生活文化論
科 目
生活文化論
区 分
教養科導入科目群
授業コード
19202
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/567
単位数
3
単位
担当者名
八木橋 伸浩
授業の概要
食に関わる行為は、人間が生きていくうえで欠かすことのできないものである。食材(食品)、食制、食法、食具、調理法、価値観、栄養観など、食文化が孕む問題は伝統的かつ現代的であると同時に、日常的かつ非日常的なものでもある。本講義では、こうした様々な「食」の世界を見据えながら、特に「粥」を素材として現代の日常生活における食文化のあり方を解読してみたい。
到達目標
学問の対象は身近な世界の中に溢れている。本講義では等身大の目線の中に学問的興味を見いだす方途について講述する。受講生はその道筋獲得のための素地を築き、文化的解釈のための理論を理解するとともに、資料購読を通じての読解力向上を目指して欲しい。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
米と日本人
米は日本人の主食 ?
第2回目
( 第1回目に同じ )
白米・黒米・赤米
第3回目
( 第1回目に同じ )
日本米食史の概要
第4回目
粥の伝統的価値観
日常食としての粥
第5回目
( 第4回目に同じ )
滋養食としての粥
第6回目
( 第4回目に同じ )
儀礼食としての粥
第7回目
( 第4回目に同じ )
茶粥の島 (事例検証)
第8回目
( 第4回目に同じ )
粥・雑炊・湯漬・茶漬
第9回目
( 第4回目に同じ )
粥の伝統的価値観
第10回目
( 第4回目に同じ )
デュルケムの聖俗二元論
第11回目
粥の現代的価値観
加工米飯商品の展開
第12回目
( 第11回目に同じ )
レトルト食品としての粥
第13回目
( 第11回目に同じ )
宅配粥やファーストフードとしての粥
第14回目
( 第11回目に同じ )
粥の現代的価値観
第15回目
( 第11回目に同じ )
二元論から三元論への展開
使用テキスト
特に使用しない (必要に応じてプリントを配布する )
参考文献
田中宣一・松崎憲三編『食の昭和文化史』おうふう、3000円
*その他、必要に応じて適時指示する
成績評価方法
レポート試験(受講者数によっては期末筆答試験)に授業参加度を加味して判断する
更新日:
01/28/2003
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