検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

日本史

科 目
日本史
区 分
コアII科目群
授業コード
19111
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 火/34
単位数
2単位
担当者名
八木橋 伸浩
授業の概要
民俗宗教や民衆宗教とも呼ばれる民間信仰は、原則的に特別の教義や教団組織を持たずに地域共同体内で機能することを特徴としている。本講義では稲荷信仰、庚申信仰、富士信仰、福神信仰、閻魔信仰等々、庶民生活と密着した民間信仰の事例をオムニバス形式で取り上げ、その歴史的展開、社会的背景、民俗的・宗教的意味合いについて確認しながら、庶民生活史の実態を探る。
到達目標
日本の歴史を作り上げてきたのは、為政者や偉人たちばかりではない。この国に生きた人々すべての総体として歴史は存在する。本講義で民俗宗教の歴史とその実情を具体的に理解することで、入試のための日本史とはまた別の観点から、歴史を見つめ直す思考方法を身につけていただきたい。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
江戸の稲荷信仰伏見稲荷と倉稲魂神
第2回目
( 第1回目に同じ )江戸における稲荷信仰の展開
第3回目
( 第1回目に同じ )稲荷信仰の特徴
第4回目
( 第1回目に同じ )流行神としての稲荷
第5回目
江戸の庚申信仰庚申信仰の歴史的展開
第6回目
( 第5回目に同じ )江戸の庚申信仰の特徴
第7回目
( 第5回目に同じ )女性と庚申信仰
第8回目
江戸の富士信仰富士信仰と浅間神社
第9回目
( 第8回目に同じ )富士講の構造と富士塚
第10回目
( 第8回目に同じ )食行身禄と藤原角行
第11回目
( 第8回目に同じ )ムケノツイタチと祓・脱皮新生
第12回目
民間信仰の諸形態福神信仰の特徴
第13回目
( 第12回目に同じ )閻魔信仰の特徴
第14回目
( 第12回目に同じ )代参と旅の実態
第15回目
( 第12回目に同じ )江戸の祭りと信仰

使用テキスト
特に使用しない ( 必要に応じてプリントを配布する )
参考文献
宮田登『江戸歳時記』吉川弘文館
宮田登『神の民俗誌』岩波新書、他
*その他、必要に応じて講義時に指示する
成績評価方法
期末筆答試験に授業参加度を加味して判断する
更新日:01/17/2003

検索トップページ担当別50音一覧