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地域文化研究(ヨーロッパ)

科 目	地域文化研究(ヨーロッパ)	区 分	教養科発展科目群
授業コード	59303	開設セメスター	4S
曜日・時限	秋　月/34	単位数	2単位
担当者名	西山　重德

授業の概要

この授業ではイタリアの、古代から１６世紀ころまで時期の文化現象を複数取り上げて講ずる。個々の事例は単に歴史の一エピソードとして取り上げられているわけではない。それぞれがイタリア文化の特質を象徴的に示すか、あるいは後代のそれの形成に関わるところ大である考えられる故に講義のテーマとして取り上げた。

到達目標	概要に述べられているように、古代から16世紀頃までのイタリアの歴史と文化について考え、理解する大きな手懸りを手に入れることが目標である。一層具体的に述べれば、『成績評価方法』の欄に記してあるように2回のレポートで成績は評価されるが、そのレポートにおいては、課題に関係する授業の内容が理解されており、それがレポート上に明瞭に現れていることが、論を展開する上で必ず必要なことである。

授業計画	テーマ	内 容
第1回目	イタリアの風土	授業への導入として、現代のイタリアの地誌的概説
第2回目	古代ローマ・変貌する都市と社会①	古代ローマの政治システム、文化
第3回目	古代ローマ・変貌する都市と社会②
第4回目	中世都市ローマ	キリスト教世界の枢軸都市としてのローマ
第5回目	フランチェスコ・ダッシジ①	修道院史上の新風
第6回目	フランチェスコ・ダッシジ②
第7回目	ジオット①	西洋美術史上の偉大な転換点
第8回目	フィレンツェ①	中世・ルネサンス期の繁栄した都市国家フィレンツェの歴史と文化
第9回目	フィレンツェ②
第10回目	レオナルド・ダ・ヴィンチ①	多岐にわたるために容易には捉え難いレオナルドの活動を全体的に把握。
第11回目	レオナルド・ダ・ヴィンチ②
第12回目	知の領域における中世とルネサンス	中世における知的活動。西洋における最初の大学ボローニア大学。ルネサンスにおける商人と学問
第13回目	教皇たちのルネサンス
第14回目	反宗教改革と美術
第15回目	纏め

使用テキスト	使用しない
参考文献	それぞれのテーマごとに、講義の過程で指示する。
成績評価方法	2回のレポートにより評価する。

更新日：02/10/2003

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