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性格心理学
科 目
性格心理学
区 分
幼児教育科共通科目群
授業コード
19702
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/56
単位数
2
単位
担当者名
小嶋 正敏
授業の概要
自分や他人の性格についての関心には、古今東西たいへん根強いものがある。本講は、心理学の立場から人間の性格に関する理解を深めようとするものである。まず、性格をどのようなものと考えるかという基礎的問題を検討し、次に、性格はどのように形成され発達するのかという問題を考察し、さらに、性格の測定と診断の問題を考える。その上で、性格と知能、人間関係、適応との関連性について論じて行きたい。
到達目標
人間の性格についての心理学的知識と科学的研究方法を習得し、自ら課題を探究できる基礎力を獲得すること。また、それをとおして自己理解と他者理解を深めること。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
はじめに:性格心理学の諸問題
授業の概要、性格心理学の学問的意義と諸問題
第2回目
性格とは
性格の定義、研究史
第3回目
性格の理論
精神分析論、場の理論、学習理論、現象学的理論
第4回目
性格の類型論と特性論
性格の類型(タイプ)、性格の特性(基本的単位)
第5回目
性格理解の方法
観察法、面接法、検査法
第6回目
性格の診断と性格検査
性格検査の実施と結果の分析(実習、レポート)
第7回目
性格の形成と発達
性格形成の諸要因、遺伝と環境
第8回目
性格形成と家族関係
家庭環境、親子関係
第9回目
性格形成と文化
文化とパーソナリティの諸問題、日本人の国民性
第10回目
性格と知能
知能とは、知能検査、創造性
第11回目
性格と人間関係
他者の性格認知、対人関係と性格
第12回目
性格と適性
適性とは、職業適性
第13回目
性格の正常と異常
性格の適応・不適応、問題行動、精神障害
第14回目
性格の適応的変化
心理的援助(心理療法)、健康なパーソナリティ
第15回目
まとめ
総括と今後の課題
使用テキスト
性格心理学への招待 / 詫摩武俊他 (著) / サイエンス社 / ¥2,100
参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
成績評価方法
レポ-トと試験により総合評価する。
更新日:
02/14/2003
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