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西洋美術史

科 目
西洋美術史
区 分
教養科導入科目群
授業コード
19200
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/34.金/56
単位数
4単位
担当者名
西山 重德
授業の概要
西洋の美術の歴史を古代から現代まで通観する。全体の流れの把握に努力しつつも、歴史的視点を超え出て個々の作品に注意を注いで行くことが芸術史の必然的に向かわざるを得ないところである。別な言い方をすれば、知識獲得と作品鑑賞と言うことになるが、芸術史の場合には、この二つのものが相矛盾するもののように一見思われるものの、実は互いに補い合っているのである。授業でも両者のバランスに心掛けて進めたい。
到達目標
まず、第一には西洋美術の歴史の大きな流れを理解すること、第二にはここの作品の理解や解釈についてその方法を学ぶことが目標である。限られた授業時間の中では、教科書の中に取り上げられている作品はすべて授業の中で取り上げ、その代わりに歴史的範囲を限定するのもやむを得ないとするか、あるいは古代から現代まで、とにかく通覧し、そのためには主要作品を教科書の中からさらに選んで取り上げるか、という困難な選択を強いられる。授業計画からも明らかなように、この授業では後者を選択することにした。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
導入
先史美術
授業への導入として授業の進め方、教科書の特徴と用い方、参考文献、および文献探索法
第2回目
エーゲ美術
第3回目
ギリシャ美術
第4回目
エトルスク 美術
ローマ美術①
第5回目
ローマ美術②
第6回目
初期キリスト教美術
第7回目
ビザンティン美術
第8回目
初期中世美術
第9回目
ロマネスク美術
第10回目
ゴッシク美術
第11回目
後期ゴシックの美術
第12回目
イタリア初期ルネサンス美術①
第13回目
イタリア初期ルネサンス美術②
第14回目
イタリア盛期ルネサンス美術①
第15回目
イタリア盛期ルネサンス美術②
第16回目
マニエリスム
後期ルネサンスの美術
第17回目
北方ルネサンス美術
第18回目
17世紀の美術①
第19回目
17世紀の美術②
ロココ美術
第20回目
新古典主義美術
第21回目
ロマン主義美術
第22回目
19世紀後半の美術①
第23回目
19世紀後半の美術②
第24回目
キュビスム・未来派・フォヴィスム①
第25回目
抽象美術①
第26回目
抽象美術②
第27回目
ダダ・シュルレアリスム
第28回目
20世紀後半の美術
第29回目
20世紀後半の美術
第30回目
西洋美術の流れを振り返って
使用テキスト
H.W.ジャンソン+アンソニーF.ジャンソン
「西洋美術の歴史」創元社
参考文献
教科書の末尾に参考文献リストを見ることができるが、外国語のものだけである。邦語の文献のリストを最初の講義時に配布する。また、授業の授業の過程においても、それぞれ関係する参考文献を指示することがある。
成績評価方法
中間およびセメスター末に行われる2回の試験によって評価する。
更新日:02/12/2003

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