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ブリティッシュ・スタディーズ
科 目
ブリティッシュ・スタディーズ
区 分
教養科発展科目群
授業コード
19301
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/78.金/78
単位数
4
単位
担当者名
網野 公一
授業の概要
一世紀ごとにイギリスの時空間を区分して総括し、授業テーマにそって順次講義する。イギリス史は、元来議会史を中心に考えながら一般的な概要を考察する。議会の担い手である新興の社会階級は、政治・経済・文化の中心的存在でありこれに着目しながら議会史を考える。その上で、16世紀と17世紀の側面史をここでは、「ドレイクとホーキンス」「アイルランド問題/海外貿易の覇権」と位置づけ、また18世紀と19世紀の側面史は産業革命と位置づけて、当時の人間のメンタリティーに迫る。
到達目標
議会史を中心にしてイギリス史を理解することが出来ること。また、関係する諸事実、諸問題をイギリス史の中で体系的に把握することが出来ること。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
概説ー1-
ガイダンス
第2回目
概説ー2-
総説/イングランド史概観
第3回目
16世紀ー1-
ヘンリー8世と首長令
第4回目
16世紀ー2-
エリザベス1世と統一令
第5回目
16世紀ー3-
ドレイクとホーキンス
第6回目
16世紀ー4-
トマス=モア
第7回目
16世紀ー5-
シェイクスピア
第8回目
16世紀ー6-
鑑賞『ヘンリー5世』
第9回目
17世紀ー1-
前期スチュワート朝
第10回目
17世紀ー2-
共和制期
第11回目
17世紀ー3-
後期スチュワート朝
第12回目
17世紀ー4-
アイルランド問題/海外貿易の覇権
第13回目
17世紀ー5-
ホッブス『リヴァイアサン』
第14回目
17世紀ー6-
ジョン=ロック/『市民政府論』
第15回目
17世紀ー7-
ジョン=ロックの所有権
第16回目
18世紀ー1-
ウォルポール内閣と責任内閣制
第17回目
18世紀ー2-
世界帝国への道とアメリカ独立
第18回目
18世紀ー3-
産業革命ー1-(コーヒーハウス)
第19回目
18世紀ー4-
『ロビンソン=クルーソー』
第20回目
18世紀ー5-
『諸国民の富』
第21回目
19世紀ー1-
宗教の壁の撤廃
第22回目
19世紀ー2-
選挙法改正
第23回目
19世紀ー3-
労働問題
第24回目
19世紀ー4-
世界帝国
第25回目
19世紀ー5-
産業革命ー2-(蒸気機関)
第26回目
19世紀ー6-
産業革命ー3-(光の歴史)
第27
回目
19世紀ー7-
小説の世界
第28回目
19世紀ー8-
ディッケンズ鑑賞(「大いなる遺産」の予定)
第29回目
19世紀ー9-
『経済学原理』『種の起源』
第30
回目
まとめ
イギリス議会史
使用テキスト
ロック著『市民政府論』岩波文庫
参考文献
スウイフト著『ガリヴァー旅行記』岩波文庫、その他の参考文献は、講義中にその都度指示する。
成績評価方法
数回のレポート提出と期末試験で評価する。
更新日:
02/06/2003
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