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観光と人間

科 目
観光と人間
区 分
教養科導入科目群
授業コード
1920759204
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 水/12秋 水/12
単位数
2単位
担当者名
遠藤 充信
授業の概要
領域も広範な観光関連科目を学ぶ者の入門編とし、観光の基礎的知識を修得する。21世紀は「人類大移動時代」と称されるようになり、観光は産業としてのみならず、人の生きがいとしても重要な要素の一つになっている。旅と観光の持つ意義を文明史的にとらえ、文化産業、平和産業としてのツーリズムのあるべき姿を考察する。併せて、今日的課題である環境問題をエコツーリズムの視点から触れる事により、観光を身近な問題として把握したい。又、旅行業界、航空業界等々の観光関連トピックスを採り上げ流動的な観光業界の動きにも触れたい。
到達目標
人間の基本的欲求としての旅と観光行為への認識と理解、語源による旅と観光の意義と本質の把握。環境問題に果たす観光の役割と新しい観光への理解。観光全般への興味と関心喚起。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
旅と観光 観光の語源、漢字「旅」・大和言葉「たび」の語源から見る旅の歴史
第2回目
旅と観光英語の「旅」の語源と観光の歴史
第3回目
観光と観光学観光の概念、観光の意義、観光の役割
第4回目
旅と文明グランドツアーからトーマスクックへ
第5回目
旅と文明旅と文明、文化との関係
第6回目
観光と文化観光の文化的インパクト、文化現象としての観光
第7回目
観光と観光資源観光資源とは、観光地の種類と特性
第8回目
観光と環境自然環境保全の系譜、エコツーリズムの芽生え
第9回目
エコツーリズムエコツーリズムの定義と構成要素
第10回目
エコツーリズムの実践綱領とスローガン
第11回目
エコツーリズムの実践ガイドラインの作成、エコツアーガイドの育成
第12回目
エコツーリズムの実践マスツーリズムとエコツーリズム 新しい観光
第13回目
観光政策観光政策とは、観光政策の課題とその変遷
第14回目
国際観光と日本日本の現状と課題
第15回目

使用テキスト
適宜プリントを配布する
参考文献
講義中に適宜紹介する
成績評価方法
出席、レポート、試験の総合評価
更新日:02/14/2003

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