検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

生物統計学

科 目
生物統計学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
13069
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
関川 清広
授業の概要
        自然科学の研究プロセスにおいて,調査・実験方法の決定や得られた観察値(データ)の評価を客観的・定量的に実施するには,統計学的手法を適切に利用することが重要である.本講義は,生物統計学の基礎的な知識と技術の習得を目的とし,受講学生の能動的な授業参加を前提に,実習的要素(計算練習など)を加味した授業を行う.授業時には必ず電卓を携行すること.
到達目標
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        統計学の基礎
                  概念と基本術語,調査と実験,母集団と試料(標本),試料の抽出法,観察値と反復,観察値 (変数)の尺度水準(類別変数,順位変数,間隔・比率変数)
第2回目
        基本統計量1
                  種類と意味(平均値,分散,標準偏差,変動係数ほか),標本分布,分布モデル
第3回目
        基本統計量2
                  基本統計量の表し方
第4回目
        推定1
                  推定の意味,推定と検定の違い,類別変数の場合
第5回目
        推定2
                  順位変数の場合,間隔・比率変数の場合,標準誤差
第6回目
        検定1
                  概念と検定法の選び方,ノンパラメトリック検定(類別変数,順位変数の場合)とパラメトリック検定(間隔・比率変数の場合)
第7回目
        検定2
                  ノンパラメトリック検定(1)1試料の場合,2試料間の比較
第8回目
        検定3
                  ノンパラメトリック検定(2)2試料間の比較
第9回目
        検定4
                  パラメトリック検定(1)1試料の場合,2試料間の比較
第10回目
        検定5
                  パラメトリック検定(2)2試料間の比較
第11回目
        検定6
                  パラメトリック検定(3)多試料間の比較(分散分析,多重比較)
第12回目
        実験計画法
                  実験計画法の概略,実験配置,主効果と交互作用
第13回目
        回帰と相関1
                  散布図の見方,回帰の種類,相関係数の意味,独立変数と従属変数,回帰係数と相関係数の推定(一次回帰の場合)
第14回目
        回帰と相関2
                  回帰係数と相関係数の検定(一次回帰の場合)
第15回目
        期末試験

使用テキスト
生物統計学入門/石井 進/培風館/2,300円
参考文献
生物学を学ぶ人のための統計のはなし/粕谷英一/文一総合出版/2,400円, 学会・論文発表のための統計学/浜田知久馬/真興交易医書出版部/3,200円
成績評価方法
期末試験/50%,小テスト(予定は第1回目の授業時に発表)/30%,授業への参加度/20%

更新日:

検索トップページ担当別50音一覧