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家畜管理学

科 目
家畜管理学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
13041
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
安部 直重
授業の概要
人類が野生動物の家畜化に成功したのは約1万年前といわれている。ウシやウマなどの大型家畜生産は、粗放的な牧畜生産段階から現代の大規模集約畜産に至るまで様々な技術革新が行われてきた。将来、家畜の生産性を質的に高め食料として安全な畜産物を持続的に供給するためには、家畜側からの要求を充足しつつ管理性も追求しなければならない。授業ではこうしたポイントについて,動物福祉や地球環境保全にも問題意識を発展させながら実例を挙げて解説する。
到達目標
人間の生活に欠くことの出来ない畜産物が,度のようか生産環境で作られているか,またその環境が動物にとってどう受け止められているかを理解し,将来の生産方法とはどうあるべきかを問題提起出来,それに対して指針を持つこと.
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
人類と家畜の出会い野生動物の家畜化はいつどのような形で行われたのだろうか.狩猟型食料調達からの脱却とは.
第2回目
初期の家畜生産は非常に簡易な体系であった.人口の増加とともに,家畜生産の重要性は飛躍的に進んでいったと思われる.
第3回目
家畜頭数の増加とともに,集約的生産技術が要求されることとなった.学問の体系科化の過程で家畜管理学が生まれた.
第4回目
家畜と生産環境生活環境のほぼ全てをヒトにゆだねている家畜は,その環境にどんな形で対応しているだろうか.環境適応能力を考える.
第5回目
環境変化と家畜の反応
第6回目
管理施設・機器による環境制御
第7回目
家畜の行動と管理行動の基本的概念
第8回目
家畜行動と施設
第9回目
家畜の学習能力と行動制御
第10回目
次世代の家畜生産に向けて現代の家畜管理方式と問題点
第11回目
我が国の家畜生産と環境保全
第12回目
家畜福祉と経済効果
第13回目
管理実習(施設見学)馬飼養施設見学(JRA馬事公苑を予定)
第14回目
第15回目

使用テキスト
家畜管理学・三村耕、森田琢磨 著 養賢堂 3,600円
 授業中に資料配布
参考文献
授業で指示
成績評価方法
定期試験

更新日:01/27/2003

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