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森林保護学

科 目
森林保護学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
53044
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 火/12
単位数
2単位
担当者名
杉本 和永
授業の概要
森林はその生存期間を通じて、自然あるいは人為による様々な危害を受ける危険にさらされている。きびしい自然環境の中で、森林を健全に育てていくためには、このような危害の実態や仕組みについて知り、できるだけ効率的な方法で対処することが必要である。本講では、森林に対する気象被害、生物危害、人為的な影響を中心にして、森林への影響や危害から守る方策などを考える。
到達目標
植物は生態系の食物連鎖においてスタート地点ともいえる生産者の立場にあり、動物類は植物を食することで生命活動の出発点とされている。このため、保護学として取り扱う段階と生態系としての営みの接点の理解が第一段階の目標となる。森林または樹木被害は単一的な原因とは限らないので、総合的な起因項目を理解するため、森林や樹木に対する気象・生物・その他の諸条件を判別できる知識の習得が第二段階の目標となる。最終的には、被害が発生したときの、対処方法についての知識をもてる段階までが到達目標といえる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
森林の保護学とは森林と保護、
第2回目
樹木・森林の病害樹木と病気の種類・伝播
第3回目
樹木と病気の種類・伝播
第4回目
森林病害の管理
第5回目
森林昆虫と森林被害森林と森林昆虫の生活
第6回目
樹木・森林と昆虫被害
第7回目
主要な森林害虫の被害と防除
第8回目
主要な森林害虫の被害と防除
第9回目
樹木・森林と気象被害と自然災害光と温度による被害と影響
第10回目
水・湿・干害・酸性雨
第11回目
雪害・風害・大気汚染
第12回目
鳥獣の生態と管理森林に棲む鳥獣
第13回目
森林生態系と鳥獣
第14回目
森林の鳥獣害
第15回目
人為的な森林被害人と森林

使用テキスト
森林保護学-改訂版-/四手井綱英他/朝倉書店/4,326円
参考文献
森林保護学/真宮靖治他/文永堂出版/4,120円
森林昆虫学/立花観二他/地球堂
成績評価方法
定期試験で評価。

更新日:02/10/2003

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