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森林機能論

科 目
森林機能論
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
1302313317
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 木/34
単位数
2単位
担当者名
杉本 和永
授業の概要
森林とは、生物資源の宝庫として、人類の生存基盤を支えている。森林が人類に与える恩恵としては、木材などの林産物供給という有形的効用と並んで、森林が存在することによってもたらされる生活環境保全という無形態的な効用が大きい。本講義では、森林の有する多様な機能のうち、このような環境資源としての森林の効用を考えることで、人類に取っての森林の存在意義を明確にする。
到達目標
森林の存在が人類にどのような意義を持っているか理解する。このため第一段階として森林の成立条件、森林の種類を把握できるようになることである。第二段階として森林の種類によって経済的な意味合いと、環境的な意味合いなどがあることを理解する。最終的には森林または構成樹種の特徴によってどのような機能があり、わたしたち人類にどのような意味があるかについて、森林と人類社会との関わりについて総合的な理解が出来ることが目標となる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
森林とは森林の定義と、森林の成り立ち
第2回目
森林群系の分布:世界の森林帯
第3回目
森林群系の分布:日本の森林帯
第4回目
森林の環境保全的効用水源かん養機能:森林と水循環
第5回目
洪水・渇水の緩和機能
第6回目
土壌浸食防止機能
第7回目
山地崩壊防止機能
第8回目
自然災害防止機能防潮林、防風林、防雪林
第9回目
吹雪・雪崩防止林、防霧林、防火林
第10回目
保安林制度
第11回目
第12回目
生活環境保全気候緩和・防音防止・大気浄化機能
第13回目
保健休養・風致維持機能
第14回目
地球環境と森林森林資源利用の歴史
第15回目
森林資源と環境

使用テキスト
特別に定めないが、授業時にプリント配布。
参考文献
◆ヒトと森林/只木良也 他 /共立出版
◆ 森林水文学/塚原良則 他/文永堂出版
◆ 森と水のサイエンス/中野秀章 他/東京書籍
成績評価方法
定期試験で評価

更新日:02/10/2003

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