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分子生物学

科 目
分子生物学
区 分
応用生物化学科科目群
授業コード
13557
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
高橋 美帆
授業の概要
1953年のワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見から約50年後の2001年2月にヒトゲノム配列の概要が決定された。2003年には完全な形で全塩基配列が分かる。新しい分子生物学、生命科学の局面が開かれつつある。本講では分子生物学の発展の歴史的な流れを把握するとともに、基本的な知識の習得を目的とする。
到達目標
生物を遺伝子、分子、細胞のレベルで理解し、生命の成り立ちを知る。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
イントロダクション分子生物学の普遍性、遺伝子、タンパク質
第2回目
DNA複製DNA複製の基本原理、DNA損傷と修復機構
第3回目
遺伝子の発現と調節RNA、転写反応と翻訳反応
第4回目
細胞周期と染色体真核生物の細胞分裂について
第5回目
真核生物の遺伝学染色体の遺伝機能の発見
第6回目
原核生物の遺伝学ファージ、プラスミド、細胞増殖機構
第7回目
補充とまとめ前半学んだことの復習と補充
第8回目
遺伝子工学(I)制限酵素、DNA組換え、塩基配列決定法
第9回目
遺伝子工学(II)PCR、遺伝子クローニング、バイオテクノロジー
第10回目
ウィルスとがんがん遺伝子、発がん機構
第11回目
シグナル伝達Gタンパク質、受容体
第12回目
多細胞体制の分子生物学ショウジョウバエの体節の形成
第13回目
モデル生物の分子生物学酵母、線虫、マウスなど
第14回目
ヒトゲノムヒトゲノムの解析、病気とゲノム
第15回目
定期試験

使用テキスト
指定しない
参考文献
細胞の分子生物学(アルバートほか、Molecular biology of the cell, Arberts et al., GS)、タンパク質の生命科学(池内、中公新書)、分子生物学(柳田ほか、東京化学同人)など
成績評価方法
試験(100%)

更新日:02/27/2003

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