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植物育種学
科 目
植物育種学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
13008
、
13306
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2
単位
担当者名
露木 美英
授業の概要
育種学は有用生物の遺伝的形質を制御・改良するための科学技術に関する学問であり、対象とする生物種は植物、動物、微生物にわたるが、本講では主に植物(作物)に関わる育種学を概観する。遺伝的変異の収集や作出に始まり、有用変異の選抜・固定を経て、育成品種の増殖・普及・維持へと至る育種の諸場面における理論的根拠と主な技術について理解を計ることをねらいとする.
到達目標
植物育種の基本概念を理解することを目的とする.
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
育種と遺伝資源
農耕の歴史と育種(学)の発展
第2回目
”
遺伝資源の収集と保存および利用
第3回目
遺伝変異の拡大
生殖様式と集団の遺伝的構造
第4回目
”
人工交配、種内交雑、種間交雑
第5回目
”
倍数性育種、染色体操作
第6回目
”
突然変異育種
第7回目
”
組織・細胞培養技術、組換えDNA技術の利用
第8回目
おもな育種法の特徴
他殖性作物の育種法と事例
第9回目
”
自殖性・栄養繁殖性作物の育種法と事例
第10回目
育種目標と選抜技術
多収性育種
第11回目
”
早晩性の改良
第12回目
”
ストレス耐性・耐病虫性の改良
第13回目
”
品質・成分の改良
第14回目
育成品種の管理
品種の認定・増殖・普及・維持
第15回目
総括・評価
期末試験
使用テキスト
育種学入門/武田元吉・山元皓ニ/川島書店
参考文献
新版 植物育種学/角田重三郎ほか/文永堂出版
成績評価方法
期末試験80%、授業へ出席20%
更新日:
02/14/2003
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