検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

化学II

科 目
化学II
区 分
応用生物化学科科目群
授業コード
13503
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/12
単位数
2単位
担当者名
渡邊 博之
授業の概要
化学反応を動的に捉える考え方を紹介する。気体、液体、固体、溶液などに含まれる分子の運動状態を考え、それをもとに化学反応速度論、酸と塩基の反応、化学平衡や緩衝作用の考え方について解説する。できるだけ授業の中で簡単な実験を紹介しながら、分子や化学反応のダイナミクスについて説明する。
到達目標
使用テキスト(下記参照)の12章から17章の内容を習得し、化学反応の動的な側面を理解することを目標とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
導入・講義内容の概説授業内容全体の概説、スケジュール、評価方法の説明
第2回目
水の性質すべての生体反応の溶媒となっている水の物性とその特殊性
第3回目
気体・液体・固体(I)物質の分子状態、三態の状態変化に伴うエネルギー移動
第4回目
気体・液体・固体(II)蒸留と分留、固体と結晶、演習
第5回目
溶液の化学分子論(I)分子極性と溶解性
第6回目
溶液の化学分子論(II)イオン化、水のイオン積、演習
第7回目
酸・塩基・塩(I)酸と塩基の定義と性質、塩の性質
第8回目
酸・塩基・塩(II)酸化還元反応、演習
第9回目
化学反応速度論(I)分子運動と化学反応
第10回目
化学反応速度論(II)化学反応のエネルギー論、演習
第11回目
化学平衡と緩衝作用化学反応の平衡、生体反応と緩衝作用、生化学反応での緩衝液
第12回目
核化学放射能、原子核崩壊、人工放射能と連鎖核反応、演習
第13回目
電気化学蓄電池の原理、鉛電池、燃料電池
第14回目
環境科学大気汚染と水質汚濁、地球温暖化、環境ホルモン
第15回目
授業内容の補足とまとめ

使用テキスト
「化学 -基本の考え方を中心に」Alan Sherman他著(東京化学同人)
参考文献
成績評価方法
期末試験の結果(80%)、授業中の質疑応答(20%)を総合して評価

更新日:02/26/2003

検索トップページ担当別50音一覧