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生物化学II

科 目
生物化学II
区 分
応用生物化学科科目群
授業コード
1354853551
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 火/34秋 火/34
単位数
2単位
担当者名
小出 醇
授業の概要
本講では、生物がその生命を維持するために営んでいる物質・分子の動的な姿を、糖質および脂質を中心に論ずる。すなわち、これらの栄養物質が細胞の中で最終的にはCO2やH2Oにまで異化されエネルギーを供給する過程、中間代謝産物から貯蔵物質や生体構成成分に同化する経路、さらにはそれらの調節機構について講義を進める。
到達目標
まず、本講義を通じて得られる知識が、日常生活の中での自己健康管理にいかに役立つかを理解させたい。そのためには、進んで学ぼうとする意欲を引き出すことが重要である。そのための基幹的部分の知識の習得の徹底に努める。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
代謝についての序論代謝とは;細胞内の主な異化経路;熱力学と代謝;ATPの自由エネルギーとATPの役割、その他。
第2回目
第3回目
解糖解糖系;ピルビン酸の運命;解糖における自由エネルギー変化;解糖の調節、その他。
第4回目
第5回目
第6回目
クエン酸回路ピンビル酸のミトコンドリアへの移行;クエン酸回路の多段階触媒性;代謝中間体の出入り;クエン酸回路の調節;グリオキシル酸回路、その他。
第7回目
第8回目
第9回目
その他の糖質代謝経路グリコーゲン分解・合成;グリコーゲン代謝の調節;糖新生;ペントースリン酸経路、その他。
第10回目
第11回目
電子伝達と酸化的リン酸化ミトコンドリア;化学浸透圧説とプロトン駆動力;電子伝達の概略;酸化的リン酸化の調節、その他。
第12回目
第13回目
脂質代謝脂肪酸の吸収と代謝;脂肪酸の酸化;ケトン体;脂肪酸合成;脂質の合成;コレステロールの合成。
第14回目
第15回目
総合評価

使用テキスト
ホートン生化学/鈴木紘一他訳/東京化学同人
参考文献
生化学事典/東京化学同人
成績評価方法
定期試験による5段階評価

更新日:02/27/2003

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