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植物生理化学I

科 目
植物生理化学I
区 分
応用生物化学科科目群
授業コード
13551
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2単位
担当者名
若林 攻
授業の概要
植物が現す生命現象を、分類学、解剖学、細胞学、生態学、遺伝学などの観察的知見・知識に基づいて、物理学的にあるいは化学的に理解していく学問がいわゆる植物生理化学である。本講では特に、独立栄養生物の生活エネルギー獲得の機構に焦点があてられ、地球生命全体の維持に貢献している生化学反応を鳥瞰する。植物体における物質代謝の詳論については植物生理化学IIを受講し更なる理解を深めてもらいたい。
到達目標
植物が現す生命現象のメカニズムを追求することが目的であるが、本講では生命の起源から生活エネルギーの獲得に至る一連の生理現象を化学的・物理学的に理解出来るようにする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
地球と生命地球の誕生と年齢
第2回目
生命の誕生・新しい自然発生説
第3回目
従属栄養生物従属栄養生物の生活エネルギー
第4回目
独立栄養生物化学合成細菌の二酸化炭素固定
第5回目
光合成細菌の二酸化炭素固定
第6回目
緑色植物の二酸化炭素固定
第7回目
光合成明反応光合成明反応系の構造(光化学-I系と光化学-II系)
第8回目
光化学-I系の機能
第9回目
光化学-II系の機能
第10回目
光合成暗反応光合成暗反応系の構造
第11回目
二酸化炭素固定反応(C3固定とC4固定)
第12回目
光合成と光呼吸
第13回目
葉緑体中の物質代謝炭水化物
第14回目
脂質
第15回目
アミノ酸とタンパク質

使用テキスト
プリントを使用する
参考文献
山田晃弘、畑中信一:"ヘス 植物生理学:代謝と分化の分子生物学"、(D.Hess,Pflanzenphysiologie,Verlag Eugen Ulmer,Stuttgartの訳本)、共立出版、東京、1980
成績評価方法
定期試験と授業時における理解度

更新日:02/15/2003

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