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動物行動学
科 目
動物行動学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
53304
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/567
、
秋 金/456
単位数
2
単位
担当者名
安部 直重
授業の概要
ヒトと動物の関係は,これまで野生動物の家畜化に代表されるように長くは1万年の歴史に及ぶ.授業では,コンパニオンアニマルを含めた身近な動物における,種特異的な行動様式を比較行動学的観点から解説する.さらに今日的テ-マ”ヒトと動物の共生”を野生動物問題,食糧としての畜産物の安全性,動物福祉,アニマルアシステッドセラピ-などを焦点に,具体的事例を提示しながら考察する.
到達目標
動物の適応戦略について理解を深め,行動が起きる直接的原因,行動の発達,行動の進化,行動の機能について分類し,問題提起できることを目標とする.地球上のヒトと動物の関係について,今後どうあるべきかを考えることが出来る.
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
動物行動に関する3視点
動物行動の行動学的,実験的,生理学的側面
第2回目
社会構造
個体同士の関係と相互干渉による効果
第3回目
敵対行動
攻撃,威嚇,逃走,服従行動の機能
第4回目
動物間の情報交換
個体識別と個体間のコミュニケ-ション
第5回目
群のタイプとテリトリ-
社会構造と社会的階級の機能
第6回目
繁殖行動
種族維持機能の動物学的意義
第7回目
野生種と家畜種の繁殖行動
家畜化による行動様式の変化はあるのか?
第8回目
母性行動と母子間の関係
野生種および家畜種における母子間の相互関係
第9回目
動物の摂食行動
生活環境と採餌行動
第10回目
動物福祉と家畜の生産性
福祉レベルの向上が生産性に及ぼす影響
第11回目
展示動物と種の保存
動物園における稀少品種の維持と保存
第12回目
ヒトと動物の相互関係
コンパニオンアニマルが果たす役割
第13回目
ヒトと動物の相互関係
アニマル アシステッド アクティビティ
第14回目
ヒトと動物の相互関係
アニマル アシステッド セラピ-
第15回目
ヒトと動物の相互関係
地域開発と野生動物問題
使用テキスト
[動物行動学入門]B.Hart 著 1997.チクサン出版社
参考文献
[ヒトと動物の関係学] I.Robinson 著 1997.インタ-ズ-,
[野生動物問題]羽山伸一 著 2001. 地人書館
成績評価方法
出席,提示する課題についてのレポ-ト
更新日:
01/27/2003
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